針ノ木岳登山紀行


蓮華岳登山口からの針ノ木岳

【日 時】
1997年8月2日(土)〜4日(月)
【山 名】
蓮華岳、針ノ木岳、赤沢岳等
【山 域】
北アルプス 後立山連峰
【天 候】
おおむね晴れ&曇り(霧?)
【参加者】
4人
【地 図】
エアリアマップ3 鹿島槍 黒部湖


8月2日(土)


扇沢駅 登山口は左の小屋の横

扇沢6:45〜8:00大沢小屋〜8:40雪渓下部〜9:55雪渓上部〜11:40針ノ木小屋12:45〜14:00蓮華岳14:30〜15:45針ノ木小屋

扇沢の無料村営駐車場は朝の6時だのに満車、何とかスペースを見つけて車を置く。上の1日800円の駐車場は まだガラガラだ。

端の方の白樺林で昼食を取る。 6時30分発のトロリーバスが満員の客を載せて7台も出て行く、もう夏休みの真ん中だ。

大沢小屋
大沢小屋
雪渓
針ノ木大(?)雪渓
登山道を少し進むとアスファルトの道を横切る、20分ほどこんな状態が続き、やがて本当の登山道になる。

このあたりはまだ 樹林帯の中なので涼しい。思ったより小さな大沢小屋をすぎ、登りが続く。

やっと雪渓の下に出る。針ノ木を良く知っているらしい人に聞くと今年は雪渓の 規模がとても小さいとのこと。

雪渓を半分ほど登ったところで遅いグループに追 いついてしまい、同じペースでゆっくり登る。地図では小屋の近くまで雪渓があ るようになっているが雪渓を終わってから、小屋までは遠かった。










小屋で受付の後、昼食を済ませ、荷物を置いて蓮華岳に。 お花畑には、チングルマ、タカネスミレ、ハクサンフウロ、イワオウギ、チシマギキョウ、 ウサギギク、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ等々。

不思議なことにハクサンイチゲは見あたらない。

時間もゆっくりあることだし、花を見ながら、写しながらのの登山だ。

最初は、コマクサを見るたびに 立ち止まっていたが、頂上の近くに行くと一面に咲いている。 すれ違いにコースをはずれると 踏みつけ ないか心配になるくらいだ。

山渓にコマクサの大群落と書いてあったのも誇張ではない。


針ノ木小屋 小屋の上と右上がテント場

小屋に帰っても、針ノ木小屋は西に針ノ木岳、東に蓮華岳があり、日の出、日の入りは見ることは出来ないので ビールを片手に夕食を待つ。

先週が台風で登山が出来なかった土曜日、小さな小屋、混雑はいうまでもない。2畳に6人詰め込まれた。
幸いシュラフを持っていたので、廊下に退避する。2時頃からごそごそ、ガサガサという音が聞こえてくる。いったい、何時間寝ただろう。


8月3日(日)

針ノ木小屋5:45〜6:50針ノ木岳7:05〜7:56スバリ岳〜11:16鳴沢岳〜12:05新越山荘12:45〜 13:40
岩小屋沢岳〜15:05種池山荘

今日は種池小屋まで縦走の日。登り始めると結構人が多い。ほとんどが空身で針ノ木ピストンの人。

針ノ木岳をすぎると、山はやっと静寂を取り戻す。大町の方から吹きあげる風が霧になり白色の世界だ。稜線を越えると霧はなくなり、左下に黒部湖、観光船がよく見える。剣岳や立山は頂上が霧に隠されて
見えない。

黒部湖

立山と剣岳


テガタチドリ
スバリ岳を越すと降りは急になり、岩を伝って慎重に降りる。巾、1メートルくらいで両側とも 絶壁のやせ尾根の所も1〜2カ所ではない(^^;。

富山の方から遠雷も聞こえてくる。風向きの加減でこちらの方には来ないだろうが、遮る物もない稜線を歩く者にとってあまりいい気持ちはしない。

昨日の小屋の混雑がもう一日続くのは耐えられないので、出来れば今日の内に扇沢に降りたいので先を急ぐ。新越山荘でお昼、 立て替え中で仮営業中だ。

岩小屋沢岳に着いたとたん大粒の雨が降ってきた。カッパを着たりザックカバーを付けたり大騒ぎ。空が明るいので通り雨 だと思っていたら、その通り。まもなくやんだ(^^)。

種池小屋迄30分くらいのところで、高山植物監視員の腕章を付けた女性二人組に出会う。早速さっき見かけた花の名前を聞く
「ウルップソウのような色と形で……」
問答の末、テガタチドリだと教わる。

種池小屋で混雑の具合を聞くと、ひとり布団一枚は大丈夫との答えに泊まることにする。
幸い6畳の個室も取れた。 10000円の贅沢。

8月4日(月)

種池山荘7:05〜8:25一枚岩〜9:05紅葉谷ベンチ〜9:45扇沢鉄橋


柏原新道の下り

記念写真


朝起きると雨、まあ今日は柏原新道を降りるだけなので、少しの我慢でいい。食事は5時半の一回だけなので もっと寝ていたいけど、仕方がなく起きる。

しっかりと雨支度をしたら、出発の頃には雨はぽつりぽつりの状態でそのうち上がる\(^0^)/。

柏原新道の降りは一昨年経験があるので、何にも問題のない道だ。一昨年ここから見た針ノ木雪渓のすばらしさに、 よし次はあそこを登ってやろうと思って、今回のコースになったのですが、今回見た雪渓はあまりにも貧弱でした。

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