四国に時間帯によっては普通列車さえ停車しないという小さな駅があります。昨年高知に行った時に
この駅を見つけてびっくりしました。何がびっくりしたかと言うと、まず一つ目は全国的にも珍しい
スイッチバック式の駅である事、二つ目は深い山の中にぽつんと駅舎だけがあり、
駅に通じる道も列車から見る限り無さそうだという事。
乗客はどこからくるのだろう。私は電車マニアではないのですが、この事がずっと気になっていました。
そこで今回、鉄道の日記念フリー切符を買って探検に行きました。

写真は坪尻駅前踏切です。国道32号線からケモノ道のような坂道を15分程歩いて
廃屋（駅にいらした老人の方が、昔その廃屋は駅前百貨店（雑貨屋ですね）だったと教えてくれました）を
通り過ぎてすぐの所、薄暗い雑木林のケモノ道を出た所にいきなり線路があります。
右側が琴平、高松方面、左側が阿波池田、高知方面です。駅舎はすぐ右側にあります。
ここの踏切は警報機も何も無いので写真右の柵にかけている通過列車予定時刻表を見て、
自分で安全を確認して渡ります。
左右見通しが悪く特急列車がいきなり現れて高速で通過していきますので注意が必要です。

下に駅の写真をリンクしますが、これから行く予定の人は、
写真を見ずに、実際にご自分の目で見られる事を強くお勧めします。

駅舎全景

緑の駅前ロータリー（君はこんなに素敵な駅前ロータリーを見た事があるか）

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撮影：平成17年10月14日
所在地：徳島県三好郡池田町字西山
線名：四国旅客鉄道（JR四国）土讃線

玉野からは：宇野から約3時間位でしょうか。琴平から4つ目です。
参考リンク：
坪尻駅で検索するといっぱい出て来ます。

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