平成25年(2013)12月24日作成(2014年3月1日一部修正)

今回は静岡県浜松行きです。青春18きっぷを使って昔の記憶をたどる旅。
浜松駅から遠鉄バスに乗って「浜松西インター東」まで行き、高丘町周辺を歩き廻りました。
今回の写真は東名高速 浜松西インターチェンジ付近です。

「忘れないように忘備録のつもりで」:
出稼ぎというか期間従業員として働きに行った浜松の本田技研、宿舎の高丘寮は2人部屋だった。
同室の者は僕と同じくらいの年格好で福岡は博多の中洲からやって来たと言っていて
俳優の小林旭さんに少し似た好青年だった。
ある日、寮の駐車場に自転車屋さんがきて中古自転車を並べて売っていたので
手頃なミニサイクルを買った。
数日後の夜中、お腹が空いたので何か食べに行こうとその自転車に二人乗りしてブラブラ走り廻った。
かなりさまよったに違いない、当時は今みたいに深夜営業の店は多くない。
それでも二人は浜松西インターチェンジ近くに開いている店を見つけてうどんを食べた。
風が冷たかったか、星空がきれいだったか、そんな事は覚えていない。
満月が寮までワァワァ騒ぎながら帰る僕たち二人乗りの自転車を明るく照らしていたのかって。
知らない、空見上げてないかも知れないし曇りだったかもね。
でも二人とも青年だったのは確かな事、昭和56年の冬の話。
彼は「俺を東京へ連れて行ってくれ」と時々言っていた。
しばらくして期間社員だったので期間が満了し僕は東京へ、彼は博多の中洲へ帰って行った。
「連れて行ってあげる」。今だったら言えるのに。誰だって同じ、そう思う事はたくさんある。

そんなあんな昔の事を色々思い出しながら浜松西インターから航空自衛隊基地の門の前を通り、
歩き回って当時住んでいた高丘寮を見つけた。
記憶の情景と一致してホッとした。
そして、いつか博多の中洲へも行ってみようと思った。

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撮影          :平成25年(2013)12月17日 15時01分
撮影場所        :静岡県浜松市 東名高速 浜松西インター出口付近
インター近くの
うどんを食べた店    :見つけられず
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行程 行き     :児島-05:15==05:45-岡山-05:48==07:06-播州赤穂-07:10==10:08-野洲-10:29
          ==10:56-米原-10:59==11:31-大垣-11:41==13:07-豊橋-13:23==13:57-浜松
          浜松駅(バス)-14:05==14:38-浜松西インター東==ウオーキング開始
          高丘町東(バス)-16:24==16:53-浜松駅 遠鉄百貨店で買い物==ホテル泊

帰り        :浜松-09:23==09:56-豊橋-10:03==11:31-大垣-11:42==12:17-米原-12:20
           ==14:46姫路(駅そばを食べる)-15:34==15:53-相生-15:56
           ==17:02-岡山-17:12==17:34-児島
すっかり忘れていて
思い出した言葉   :バスの中の案内放送で聞いた「遠鉄バンビツアー」
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