京阪の車両・3000系


3000系 特急型車両.1995年12月,大幅に更新されて再登場した.中間車に2階建車両が連結され注目を浴びる.大半は廃車され,一部は富山地方鉄道や大井川鉄道に移って活躍中.

3000系データ

製造初年 昭和46年
製造所 川崎重工
両数 8両
編成 4M4T
制御方式 界磁位相制御
制動方式 HRDA−1
編成表 3505-3105-3205-3805+3755-3655-3155-3055

1995年車体大更新工事

3000系2階建車両 平成7年,京阪電鉄寝屋川工場にてわずかに残っていた1編成が大改造され,再登場した.特に中間3855号車はダブルデッカー構造となり世間を驚かせた.車体側面には時代祭の行列絵が描かれている.写真は香里園駅で特急待避中の試運転列車.なお1998年3月の8両編成化の際,ダブルデッカー車の車番が3805号に改番された.

廃車前の編成表

3501-3101-3001+3502-3102-3002
3503-3103-3003+3504-3104-3004
3513-3113-3013+3514-3114-3014
3515-3115-3015+3516-3116-3016
3517-3117-3017+3518-3118-3018
3505-3105-3005+3506-3606-3106-3006
3507-3107-3007+3508-3608-3108-3008
3509-3109-3009+3510-3610-3110-3010
3511-3111-3011+3512-3612-3112-3012

他私鉄に移った車両(かっこ内が京阪時代の車番)

富山地方鉄道10030形

富山地方鉄道

10032-10031 (3501-3001)
10034-10033 (3518-3018)
10036-10035 (3503-3003)
10038-10037 (3510-3004)
10040-10039 (3513-3014)
10042-10041 (3517-3017)
10044-10043 (3515-3016)
10046-10045 (3509-3010)

大井川鉄道

3507-3008 (3507-3008)


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