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それは、記念の100本目のダイビングの帰り道に起こりました。 全員がドーニに上がり、イフルに向かって快調に走り出しました。 左手に、漁をしているドーニが見えます。 伝統的な美しい形をしたドーニでした。 写真を撮ろうとしたとき、わたしたちのドーニのエンジン音が急に変化しました。 ドーニ・スタッフがすぐにエンジンを停止。 後ろを覗き込んでいます。 そのうち、一人が海へドボンと飛び込みます。 上がってきた彼が叫びました。 「プロペラ ドロップ!」 わたしたちの乗ったドーニはスクリューを失ってしまったのです。 となりでは、漁師さんたちは何事もないように漁を続けています。 スタッフは、早口のディビヒ語で、無線交信をしています。 わたしも含め、みんな不思議とゆったりしていました。 そのうち、無線交信がすんだスタッフもみんなのところにやってきて、 話に入ってきます。 腕相撲をしたら誰が強そうだとか、 じゃあ、やってみよう、とか・・・ やがて、イフルの方角から見慣れたドーニがやってきました。 そのドーニにロープでつながれ、 イフルへの帰途に着いたのでした・・・・ そんなこともあって、100本目の記念写真を撮り忘れたのは 今でも、残念に思っています。 copyright 2001.WDP All Rights Reserved. |