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「乱れそめにしわれならなくに」歌の作者、源融に関する補注
源融の年代が業平の生きた年代より下ることを指摘する。
「信夫の乱れかぎり知られず」歌が「乱れそめけん」の心ばへというが、その見解に疑義を差し挟む。
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「いけとも」の「も」の右下に「イ□□本」と付記。
「いけども」が「いけど」となっている異同を指摘する。
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「二条の后」(藤原高子)の中宮即位に関する補注 |
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「堀河の大臣」(藤原基経)の諡号を付記
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「やつはしと」の右横に「はイ」と付記。
「やつはしとは云々」とある異本を指摘する。
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183行目と184行目の間に「塩尻」に関する勘物。
185行目の下に分かち書きするのも、「塩尻」注の続き。
185行目と186行目の間も同断
目下、翻刻検討中
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「ゆきゆきて」の右横に「猶」と書き添え。
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「おほきなる」の右横に「いと」と書き添え
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これは千歳本です
「さきたりそれを」の右横に「みてある人の〜いつもしを」を書き添え。
約一行分の脱落。書写段階での目移りか。「それを見て」の「を」→「五文字を句の上に」の「を」。
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和歌の上に「カスカノ」(春日野)と付記
作中和歌「武蔵野は〜」が、初句を「春日野は」の形にして『古今集』に採られていることを指摘する。
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「くわこ」に関する勘物
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「くたかけ」に関する勘物 |
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「くたかけ」に関する勘物 |
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「くりはら」−「くわはら」、「あねはの松」−「あれはの松」の異同 |
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「さくらはな」の横に「の」を補入 |
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初句の右横に「ゆきかへり」と付記
作中和歌「あまくもの〜」が、初句を「ゆきかへり」の形にして『古今集』に採られていることを指摘する。 |
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これは千歳本です
「思ふかひなき〜」の歌のあとの脱落を補入
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