アンの青春の明日が輝く言葉−第34回                 松本侑子ホームページ

「お互いに嫌いだという人たちは、きまって無理解が原因よ」

                        
『アンの青春』第9章

 世間には、毛嫌(けぎら)いしあっている人たちがいます。なんとなくそりが合わないと敬遠している人もいることでしょう。
 でも、話してみると、すてきな人かもしれません。くつろいで親しく語らう時間を作ってみてください。
 アンは言います。「私も最初はリンドのおばさんが好きじゃなかったけど、理解したら好きになったわ」と。
 もっとも、人には相性があり、いい人同士でも、うまくいかないことはあります。そんなときは、あまり気にしないでくださいね。

 この一節とコラムは、最新エッセイ集『アンの青春の明日が輝く言葉』(ディスカバー21、1200円)に掲載されています。

松本侑子 


『アンの青春』(モンゴメリ著、松本侑子訳、集英社)より引用
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