「野心を持つって、わくわくするわ。私には、目指す野心がたくさんあって嬉しいわ。野心には終わりかないもの。それがいちばんいいことだわ。一つの野心を達成すると、すぐにまた別の野心が、もっと高いところで輝いている。これだから人生は面白いわ」
『赤毛のアン』第34章
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一つ目標をなし遂げたら、そこに安住しないこと。また新しい理想にむかって、歩いていこう。
アンは親もなく、お金もなく、何も持たない貧しい娘です。しかし自分の力で、意欲的に人生を切り開いていきます。そこが私たちを励ましてくれる魅力です。アンの奮闘ぶりを、あなたも小説で読んで読んでみて下さい。
松本侑子
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『赤毛のアン』（集英社文庫、松本侑子訳、800円、2000年）より引用／2001.11.18. |