「私、合格したのよ。一番よ、一番のうちの一人なのよ! 自慢しているんじゃなくて、お礼がいいたいの」
『赤毛のアン』第32章
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アンがマシューに合格を知らせる言葉。合格は自分の手柄だと自慢するのではなく、マシューやマリラのおかげで合格できたと感謝するアンの心に感動しました。何かいいことがあったら、それは周囲の人の協力があってこそ、なし遂げたことなんですね。
ちなみにもう一人の一番は、ギルバート少年です。
松本侑子
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『赤毛のアン』(集英社文庫、松本侑子訳、800円、2000年)より引用/2001.10.11. |