幸せになる『赤毛のアン』の言葉−82                     松本侑子ホームページ

「私が大人になったら、小さな女の子にも、一人前の大人のように話しかけるわ。その子が大げさな言葉づかいをしても、絶対に笑わないの。笑われて悲しい思いをしたから、どんなに傷つくか分かっているもの。」

                        
『赤毛のアン』第18章

 子どもを、子どもあつかいして馬鹿にしないで、一人の人間としてきちんと向き合うことの大切さをアンは語っている。
松本侑子


『赤毛のアン』(集英社文庫、松本侑子訳、800円、2000年)より引用/2001.3.11.