幸せになる『赤毛のアン』の言葉−74                     松本侑子ホームページ

「アンとマシューの二人は、グリーン・ゲイブルズの居心地のよい台所で過ごしていた。昔ながらの料理用のストーブでは、あかあかと火が燃え、窓ガラスには、青白い霜の結晶がきらめいていた。」

                        
『赤毛のアン』第18章

 冬の夜、外は寒くても、家の中では、ストーブの火があかあかと燃えて、ほっこりと暖かく、気持ちいいものです。冬は、冬の愉しさを味わって下さい。
松本侑子


『赤毛のアン』(集英社文庫、松本侑子訳、800円、2000年)より引用/2001.2.20.