アンの青春の明日が輝く言葉 第133回
「ベッドに入ってから泣くね。明日は目がはれて、泣いたってわかるかな? だけど泣けば気が楽になりそうだもの」ポールの台詞──『アンの青春』第26章
十八歳のアンは、カナダ本土の大学に進むことになり、教職をやめ、プリンスエドワード島を離れることになりました。アンの教え子たちは、ポールはもちろん、みんなが、先生との別れを嘆き悲しみます。
悲しいことがあったときは、温かい涙が、あなたを慰めてくれます。泣くことを恥ずかしがらないで、存分に涙を流して、悲しみを洗い流してください。ポールの言うように、泣けば、いくらか気が楽になります。(松本侑子)
この夏、携帯電話のサイト「新潮ケータイ文庫」で、松本侑子の最新小説『優雅なるロマンスグレーの美女遍歴あるいは愛娘物語』の連載が始まりました。月額200円で、松本侑子作品のほか、いろいろな人気作家の小説を読むことができます。詳しくは次のページをご覧ください。
驪次へ
麗戻る
黎目次
戀トップ