アンの青春の明日が輝く言葉 第106回

「これこそまさに高論清談、魂の交換だったわね」──『アンの青春』第20章

英国の詩人アレキサンダー・ポープの詩の一節です。
会話をするとき、気軽な言葉のやりとりも楽しいものですが、知性のご馳走となるような話題が次々と飛び出し、しかも楽しかったとくれば、その充実感、歓びは、この上ないものです。
アンは、敬愛する作家モーガン夫人と、そんな魂の通じあう語らいのひとときをすごします。
あなたにも、アンのように、「高論清談、魂の交換」のできる話し相手が、きっと、どこかにいると思います。(松本侑子)

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