アンの青春の明日が輝く言葉 第103回
「ジョン・キンブルさんの牧場へ行ったら、北東の角が、早なりのイチゴで真っ赤ですよ。シャーリーお嬢様、イチゴつみに行きませんか?」──『アンの青春』第27章
そろそろ温室栽培ではない、露地物のイチゴが出てきます。
温室育ちでも、外で実ったものでも、イチゴつみは、楽しいですね。私も以前、千葉の房総でイチゴをつみました。
モンゴメリの日記によると、1908年6月30日、この『アンの青春』を書いていたころ、33歳の彼女は、野原でイチゴつみをしています。島は緯度が高くて、春が遅いので、六月に春がやってきます。この連休、お嬢様(!)、あなたもイチゴつみをしてみませんか?(松本侑子)
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