アンの言葉 NO.175
アンは、若者だけが持ちうる楽天主義という金色の糸で、可能性にみちた将来の夢を織りあげていた。前途にあるものは、すべてアンのものだった。それからの歳月には、あらゆる可能性が薔薇色に輝いているのだ。一年一年は可能性という薔薇の花であり、その薔薇をたばねて、不滅の花冠を編みあげるのだ。
──『赤毛のアン』(松本侑子訳・集英社文庫)第35章
★この文章の「アン」という言葉を、「あなた」に変えて、贈ります。
一年一年は可能性という薔薇の花です。その花をたばねて、いつか、理想をなしとげた者がかぶる栄光の花冠を編んでください。
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