アンの言葉 NO.132
「ビロードの絨毯、それに絹のカーテン! 私、ずっとこんな部屋を夢見てきたの。でも自分でも信じられないけど、すてきな調度品にかこまれていても、あまり居心地がよくないわ。この部屋にはものがありすぎて、しかもとてつもなく贅沢だから、想像をめぐらす余地がないのよ。貧しいことにも一ついいことがあるんだわ。ものには恵まれなくても、想像をはたらかせることがたっぷりあるのね」
──『赤毛のアン』(松本侑子訳・集英社文庫)第29章
★大金持ちのジョセフィン・バリー老嬢の屋敷へ招かれ、客間に入った感想です。
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