アンの言葉 NO.28

「できるだけ優しくしようと思ってくれたに違いないの。でも、他の人が親切にしようと思ってくれたら、必ずしもそうならなくても、あまり気にしないわ。」

−−『赤毛のアン』(松本侑子訳・集英社文庫)第5章より引用

★親を亡くしたアンは、子守りとして引きとられた養家で大切にしてもらえなかった。アル中の養父、子だくさんで不機嫌な養母、家事と子守り、学校にも行かせてもらえない……。それでもアンは、養家の人たちを憎んでいない。むしろ優しくしようとしてくれたその気持ちに感謝している。
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