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WORKSHOP

<< デジタル画像テクニック! >>

はじめに
実習-1:デジタルカメラ画像の改善
実習-2:画像の一部消去テクニック
実習-3:画像のダイエットテクニック
実習-4:画像ファイル管理テクニック
実習-5:写真のデジタル複写テクニック



 マルチメディアは楽しいが、それをいざ作るとなると苦労するのが「画像」ファイルと「サウンド」ファイルでしょう。サウンドは、このホームページの別の「WorkShop」で取り上げていますので、ここでは画像の取りこみ方、使い方について、いくつかに分けて課題をとりあげながら実習してみましょう。

◆◆◆35ミリ(カメラ)とデジタル(カメラ)の違い◆◆◆

 写真(銀塩写真)の描写力は、デジタルカメラの画素数をはるかに上回るもので、35mmフィルムのデータをすべて実現する画像データの大きさは、1枚で4〜5メガになると言われています。

 この「フィルム画像」をいかに忠実にデジタル画像として取りこめるか、その再現性能は、@フィルムスキャナー(プロ用、個人用有り)、AフォトCD、(プロ用、一般用有り)、B(平面)スキャナー、Cデジタルカメラの順になると思います。 BとCとは100万画素以上のカメラの登場により逆転したかも知れません?)

 「デジタルカメラ」の良さは、フィルムと撮影後のD・P・E作業が不要で、すぐに画像が入手できること、自在に画像の編集加工ができることです。 情報化社会に最適なメディアとして受け入れられることは、近頃の「デジカメ」ブームが証明しています。

 35mmカメラと比較してデジタルカメラは、シャッター音が無い、軽すぎる、画像の切れが甘い…など、実際に手にして始めて分かる欠点なのです。
 しかし、デジタルだからこそ逆に、創造性豊かな新しい画像表現を楽しむことができます。
 かつて銀塩写真の暗室作業を体験者には、それは「新時代の暗室作業」といえるものだと思います。

  デジカメとパソコンとレタッチソフトさえあれば、明るい部屋で薬品臭に染まることも無く、いつでも自在に編集加工でき、更にそれらの作品を、瞬時に友人知人にEメールで送ることも、インターネットで公開することもできます。

 それでは以下、デジタル画像の編集・加工の事例をお見せします。
 
                               
                                              
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<<実習−1>> デジタルカメラ画像の改善

(SONY社、DSC-F1「Cyber-Shot」35万画素、スタンダードモード)

左が元画像、右が改善加工後の画像。彩度、明度を上げ、シャープフィルター加工を施すことによりピントまで向上している。ファインモード、または高級デジタルカメラ撮影に準ずる画像が得られた。

 

左が元画像、右が改善加工後の画像。これも人工光源下の人形のくすみがすっかりとれてピンまできている。画像の伝える雰囲気ががらりと変わる。観るのは「人間」であり、人の目はわずかのデータの変化も瞬時に見分けるを能力を持っている。


● 画像改善テクニック

(この使用ソフトは、「PaintShop Pro」Ver.3.11です。
カメラメーカーの接続キット同梱ソフトでも類似の編集加工はできるが機能が少ない。)

1.ピントをつける。 「画像」の「ノーマルフィルタ」「シャープ(弱)」を2〜3回かける。
2.抜ける画とする。 「カラー」の「調整」「明るさ/コントラスト」でコントラストを主に調整を繰り返す。
3.色合いを整える。 「カラー」の「調整」「色調・彩度・明度」で色調を主に調整を繰り返す。
4.サイズを整える。 「画像」の「サイズ変更」で使用目的に相応しいムダのない大きさにしておく。
5.ファイル種類を変更する。 「ファイル」の「名前をつけて保存」でファイルの種類をJPEGを選定し名前をつけ、分かりやすい場所に保存する。

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<<実習−2>> 画像の一部消去テクニック

左が元の写真、右が一部消去後の写真。わずらわしい電柱と電線を消去してみた。写真のリアリズムに反するが、絵画の世界が羨ましかった省略・加筆もCGでは自由自在にできることが分かる。

使用ソフトは、「PaintShop Pro Ver.3.11」

● 画像の一部消去の手順

1.先ず、Paint Shop Proの「虫眼鏡」で対象部分を拡大し、
2.次に「クローンブラシ」で使いたいバックの空の色などのポイントで右クリックし、
 続けて左ドラッグしながら少しずつ電柱と電線をなぞり消してゆく。


* 失敗したら編集で「アンドウ」すれば元に戻せる。
* 事例1や2で画像の一部のみを「投げ縄」や「魔法の杖」で選択しながらフォーカスすることもできる。写真の良さを活かしながら改善するテクニックを身に付けられる。
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<<実習−3>> 画像ダイエット術

デジカメ画像をそのままWebに使うと、訪問者からは「重〜い!」と、すぐに帰られてしまい二度とリピートはかからなくなってしまう。(このページは演習ということでご容赦ください!)

デジカメ画像なら640×480ピクセルが一般的な(ノーマルモード)サイズ。これをホームページ作成ソフトに貼り付けると自動的に70KBに圧縮されたJPEG画像になる。この読み込み時間は、33.6Kbpsモデムで約20秒、回線状況が悪いときは1分以上待たされることになる。1枚以上ならその倍数の時間かかることになり、閲覧する者をイライラさせ、次を観ないまま中断し立ち去られてしまうことになる。

しかし、画像データサイズを小さくしながら画像の質を保持しようとすることは以外に難しい。
リサイズしようとすると、とたんに画質がザラザラ荒れてしまうのである。

レタッチソフトの機能を使いこなし、解像度を保ちながらサイズ・ダウンするダイエット術を演習してみよう。(レタッチソフト:PaintShop PRO Ver.4.2J)

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 元画像:(BMP、901KB)  カメラ元画像:「FinePix700」 640×480 ピクセル JPEG 155KB
 
    (注)ここ(Web上)では、JPEG、79KB画像になっている。


● 以下、画像レタッチの手順を誤るとこんなに違ってしまう例などを見てみよう。

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例-A 40 KB

例-B 25 KB

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Test-7.jpg (14164 バイト)

例-C 24 KB

例-D 14 KB

デジカメの元画像をBMP画像としていったん保存したものを

例-Aは、BMPファイルサイズのままコピー&ペーストしてから、Web作成ページ上でリサイズしたものである。張り付けた時点でJPEG(圧縮)画像になっているが、これを更に小さくした結果である。ギザギザが目立ってしまう上に、ファイル容量が大きくなってしまう。

例-Bは、先ずJEPG画像にした後(以下同じ)、すぐに300×225ピクセルに「リサイズ」した。
ファイル容量は小さくなったが、線や画質は例−Aと同様に乱れている。

例-Cは、先ず「ノーマルフィルター」の「ソフト」をかけたうえで、同様にリサイズした後、更にそのままでは「眠い画像」になるので、「シャープ」フィルタをかけて画像のエッジを立たせている。
(ノーマルフィルタのアンシャープマスクをかけてもほぼ同様な結果が得られる。)

例-Dは、300×255設定で「リサンプリング」した後、ボケを取るため「シャープ」フィルタをかけたもの。例-Cと比べて画質は同程度だが、手間が2段階と1回少なくなるうえに、ファイル容量が小さくなっている。

● 結果として、ベストは「例-D」となる。「例-A」「例-B」は使わない方が良い。
つまり、画像を小さくする(圧縮する)ときは、全体を少しぼかし気味な画像のほうが画質を乱さないこと。リサイズ後、切れを良くするために「シャープフィルター」か「アンシャープマスク」をかけることがポイントである。

● さらに、次の実験データから分かる2点がある。

(使用ホームページ作成ソフト:Microsoft FrontPage(97)Editor)

圧縮率

実画像

Web上 サイズ

実画像

Web上

1% 168キロバイト 39キロバイト 640×480ピクセル 168キロバイト 39キロバイト
20%  61キロバイト 45キロバイト 400×300ピクセル 100キロバイト 18キロバイト
40%  46キロバイト 45キロバイト 200×150ピクセル  66キロバイト  7キロバイト
80%  25キロバイト 39キロバイト

100× 75ピクセル

 12キロバイト  3キロバイト

(注)デジカメの元画像は、JPEG :640×480 Fineモード
   (実験元画像は、BMP画像 901キロバイトをJPEG変換してから行っている。)

@JPEG画像は、画像ソフト上(実画像)は圧縮率が大きいほどファイル容量が小さくなるが、Web上では必ずしも小さくならない。
AJPEG画像は、画像ソフト上(実画像)もWeb上も、サイズを小さくするほどファイル容量が小さくなる。

…の2点である。つまり、写真などJPEG画像の「画質優先」を第一にしながら、できる限りファイル容量を小さくする(アクセススピード速くする)ポイントは、ホームページ作成ソフトに貼り付けるサイズを小さくすることにある。(画像ソフトでJPEG画像圧縮率は、初期値40%のままで良い。)


以上から・・・・

@ 原画の一部を適切に「トリミング」することは、写真の良さをアップしながら、かつ画質を損なわずにファイル量を減らすベストな方法である。(トリミング余地がない完璧な作品を除いて)先ずこの方法を最優先し、必要なら以下の方法を加える。

A JPEG画像は「名をつけて保存」のオプション設定で「圧縮率」を変更できるが、Web上ではファイル容量は必ずしも比例しない。(ホームページ作成ソフトによって、JPEG画像を貼り付けるだけで約70%圧縮される。画像ソフト上で圧縮率を大きくすると、Web上では逆に大きくなることがある。)

B 「リサイズ」して画像データ量を圧縮するのがもっとも効率的である。ただし、画質を原画像にできるだけ近いものに保つために一定の手順を守ることが重要である。(ソフト→ リサイズ→ シャープ→ 保存)「リサンプリング」は「ソフト→リサイズ」を自動的に1回で行う。

● Web上や電子メールで使う目的がある場合は、デジタルカメラの設定は、ピクセルサイズ「640×480以下」、モード「ノーマル」、画質を「ハード」や「標準」より「ソフト」にセットして撮影する方が、後でサイズ変更などのレタッチがしやすく、画質が保持し易いと思われる。                         

ここで皆さんに、特別に超おすすめの「JPEG画像圧縮ソフト」をご紹介します!

    「JPEG縮小画像生成ツール Ver 1.50」 (Jth150.lzh)  関口博之氏作成 フリーソフト
                     入手先 : http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se052016.html

    このソフトは、エクスプローラーといっしょに起動しておいて、ドラッグ&ドロップするだけで
    JPEGサムネイル画像から少し小さな画像まで、指定ディレクトリに連続的に変換作成してくれます。

    @タダであること A操作が簡単である B圧縮後の画像品質が極めて高い C圧縮比率が高いこと
    D元の画像はそのままで区別しやすい名前が自動的につけられる ・・・などとても優れたソフトだと思います。

    * KEN's Officeでも、このソフトは画像処理の分野で愛用ソフトの一つになっています。

 

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