秋田旅行記
-2日目-



旅行2日目

朝食には少し早い時間に目覚めたので、「さっぱりするか〜」と案の定起きられそうもなかったき〜ちゃんを置いて、水無瀬さんと共にお風呂に入りに行きました。夜よりも朝の方が竹林が綺麗に見え、他のお客もいなかったので良い気分で湯に浸かれました♪ 出来れば男湯の方にも入ってみたかったですね…。(時々入れ替えする時があるらしい)
部屋に戻ってき〜ちゃんを起こしつつ身支度を整え、朝食を食べました。朝から結構なボリュームで、止せば良いのについつい食べ過ぎてしまいました(爆)。暫し部屋で寛いだ後チェックアウトをし、旅館を後にしたのでした。



安○温泉

ご飯は美味しいし、ゆったりと落ち着いた風情がなかなか良い感じの旅館でございました。丁度桜も咲いていた時期だったのがナイス!でしたね〜♪ また行きたいでしゅ…。


天気は曇りで、時々晴れ間が見える程度に良くなっていたので、近くの本荘公園に寄りました。本荘は丁度桜の時期で、公園に植えられた沢山の桜をゆっくりと堪能すべく歩いておりました。
「ここを若き日のMさんも散歩したりしていたのかしら」と阿呆丸出しな煩悩を膨らませながらも、各々散策したり写真を撮ったりしていました。
城跡の為、上から景色を見下ろしている形になるので、「秋田の町並みがよく見えて良い感じ〜♪」とじっくり眺めておりました。すると、私の数歩先を歩いていたきーちゃんが「あ、逢い引き」と下を見下ろしながら呟きました。「何が?」と言いながら近付いて見てみると、下のベンチに座るサラリーマン二人を発見。しっかりと背広を着込んだ男が二人、ベンチに座って(一人は立っている)話し込んでいる様は、結構異様。「こ、こんな時間にサラリーマン二人が、公園のベンチで何を話しているの?!」と、たちまち私の頭の中は煩悩の渦を巻き起こしておりました。そんな私を余所に、「立ってる方が受」とさり気なく追加するきーちゃんに、私はその時何となく妄想してしまいました(殴)。だって、歳末の某所デートってあんな感じかなって思いません? あっちの方がもっと凄いけど(苦笑)。離れていた水無瀬さんの所に行った後、再度その場所を見てみると二人の姿は既に無く、もしかしたら視線(危険?)を感じたのかもしれません…。写真撮っておけば良かったと、今更後悔しても遅すぎますね。ちえっ。
しかし、君のオタクアンテナは流石だ、き〜ちゃん! だけど、私は座ってる方が受だと思ったかな……(爆)。



本荘公園

桜が周りに植えられており、景観は絶妙でした。そしてこの左下には怪し気なサラリーマン二人が…。やはり写真撮っておけば良かった〜〜!!(じたばた)<<莫迦過ぎ!


気を取り直して又もや散策していると、秋田の町並みがよく見える場所に辿り着きました。桜と川のコントラストが又良いですね〜(オヤジか、私は)。
「此処がMさんが生まれ育った町なんですね」なんて二人で一緒に眺めたりするのかな! こんな煩悩が暴走してしまうのも、こんな景色を見てしまっては仕方無いですよね!(笑)



本荘公園その2

桜の合間に見える秋田の町並みがまた格別に良い味を出してます。デートコースにはもってこい!って感じですね(にやり)。雪景色とかも見応えがあるんでしょうね〜。


そしてたっぷりと本荘の町並みを堪能した私達は、いざ帰路の旅へ!
しかし「まだ時間もあるしぃ〜」と言う事で、秋田駅へ行く途中に日本海の荒波を見る為海辺へと向かいました。
到着した浜辺で波打ち際を楽しむ私達は、しかし、雨で砂浜が濡れている為、砂浜に靴が沈む沈む……。それでも負けじと波と戯れる私達の行動は、間違ってはいないと思います。(きっぱり) 側にMさんがいたら呆れられそうですが、きっとAなら一緒にはしゃいでくれる筈…。<<本当か?
その日の日本海は風も強くて波も高く、まだ冬を感じました。




日本海

誰もいない浜辺に3人で子供の様にはしゃいで遊ぶ私達。寒いって言うのに阿呆全開ですな(爆)。ここは夏になったら人が凄いんだろうな〜と思わせる場所でございました。



すっかり冷えた身体に満足(?)し、一行はそのまま秋田駅へ。もうお別れなのね〜と寂しい心を抑えつつ、秋田駅に着いた私達はレンタカーを返却し、駅近くのお土産屋さんを覗いてそれぞれ欲しいモノを確保しました。
そして駅ビルにて昼ご飯を食べようと、郷土料理が自慢の『杉のや』に入りました。そこで、きーちゃんと水無瀬さんは『秋田音頭です』(「です」もメニューに書いてあるんです。マジで/笑)を注文、私はあまりお腹がすいていなかったので稲庭うどんを注文致しました。稲庭うどんはへらへらな薄さが面白く、結構イケてました。それだけじゃ寂しいだろうと思ったのか、二人がきりたんぽ田楽を恵んでくれました。う、旨かった…。



『秋田音頭です』

なかなかボリュームのある、しかもとても美味しそうなコース料理。実際どれも美味しかったです。この木箱の扉には、何故か秋田音頭が書かれておりました(笑)。(もう一個の方は書いて無かった)


その後、時間も余っていたのでドトールコーヒーにてお茶をしました。(だってコーヒーが飲みたかったんだもん/コーヒー中毒者) そこで、駅ビルに入る前に見掛けた駅前のアニ○イトの話になり、「秋田のオタクを見に行こう!」(失敬)とばかりに冷やかしに行ってしまいました(爆)。しかし時間はそんなに無かったので、ざっと見てすぐ立ち去ったのですが、東京ではまず臨めない程スペースが広くて羨ましい限りでした…(涙)。
時間も来たので新幹線こまち18号に乗り込もうと慌ててホームに降り立つと、離れた所にちんまりと並ぶ普通列車を発見! 「うわ〜、可愛い!」とついついカメラを取り出してパシャリと撮ってみる私…。何だか列車オタクな気分です(苦笑)。



秋田の電車

普通の電車はこんな感じでした。カラーリングはこまちと一緒なんですね。短い車両数が泣かせます。でも、ちんまりしていて可愛い……。(阿呆です)


そして名残惜しい秋田にお別れを告げる為、時間も無いと言うのに一度乗車したこまちを降りて、駅看板を写真に収めるお莫迦な私でした(爆)。



秋田駅看板

こんなん撮ってどうすんじゃい?と言う突っ込みは無しにして下さい…。だって名残り惜しかったんですもん〜(泣)。一応証拠にもなるし!<<それにしたってねぇ?


ヤバイヤバイと慌ててこまちに乗り込んだ私は、ふと窓の外を見ると、母子がホームに立って後ろの座席の人を見送っておりました。それは別にどうって事無い風景なんですが、その子供の方が滅茶苦茶泣いているので「一体何事?」と見送られている人物をそっと伺うと、30代位の男性が座って手を降っておりました。「そうか、単身赴任なのね…」と、つい感慨深くなってしまいました。久し振りに帰って来た父を見送るんだもん、そりゃ泣くよな、子供は…。
そんな心暖まる情景を後にし、こまちは私達を東京へと連れて行くのでした。
流石に疲れていた私達は、帰りの電車では随分長い間眠っていたのですが、ふと目が覚めて外を見遣ると、大宮駅辺りにて雨が降り始めておりました。秋田に着いた日も多少雨が降ったりしましたが、何とか傘をさす迄には至らなかったので「今頃、雨…?」と思ってしまうのも仕方無い事でしょう。(だって帰る頃には秋田は良いお天気だったんですもん〜/泣) 「雨が降ってるのは埼玉だけよね」と私の淡い期待も無駄に終わり、東京に着いた頃には土砂降りになっておりました…(号泣)。雷も鳴っていたので、多分春雷だったんでしょう。
終わりはこんな状態ではありましたが、秋田の旅行中に降られ無かっただけまぁ良しとしましょう、と言う事で、東京駅で解散となりました。



土産物

私が買った秋田の想い出の品々です。このかりんとうがまた凄いんです(笑)。お酒は浅草にある秋田料理の店にも置いてある代物です♪ 流石に『桜田門』は手に入れる事が出来ませんでした(泣)。

イロイロあった2日間でしたが、とても楽しかったです♪
機会があったら皆さんも是非遊びに行ってみて下さいね〜。





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