RVMS (ealtime isual onitoring ystem)(1997)


テニスやゴルフなどのスポーツで、自分のフォームをチェックしたい場合どうしますか?

「そうだなぁ、鏡で見る。」

それだと視線はいつも鏡の方を向いていないといけませんね。
頭の動きが実際のフォームと異なってしまいます。
まして、後ろを向いてチェックなど到底できませんよね。

「じゃあ、ビデオに撮る。」

確かにビデオでは、実際のフォームをチェックすることができますが、
リアルタイムでないため、おかしいところが実感しにくいですよね。

「じゃあ、どうすればいいの?」

フッフッフッ。このRVMSにお任せ下さい。
RVMSは、これらの問題点を解決した画期的システムです。


「RVMS」システム図





実はビデオカメラで自分を映し、その出力を目の前に付けたHMDでモニタするというシンプルな仕組みです。
いつも目の前にモニタがあるので、いくら頭を動かしてもモニタを見ることができるわけです。
だから後ろから見たフォームなんかもリアルタイムにチェックできます。
モニタはシースルーにできるので、視界がさえぎられることもありません。

何と単純!何と画期的!

↑この映像がそのまま本人に見えている。 ↑この映像がそのまま本人に見えている。


このままでも役に立ちますが、さらに発展させて、ビデオエフェクタを組み合わせ、
お手本の映像をモニタ画面に同時に表示させます。
そして、お手本のフォームを、自分を客観視しながらマネると・・・

おおっすばらしい! ほんとにうまくなるかもしれない!

お手本のフォームを左画面に再生させて、見ながらマネる。
↑この映像がそのまま本人に見えている。


重ね表示やストロボ表示なんかも有効な方法です。





「発展させたRVMS」システム図








もっと、いいカタチとしては、モニタを片方の目(片方で十分)だけにし、さらにコードレスにします。
こうなれば、もっと自由に動けるし、また、視界もさらによくなります。
これは、めちゃイケだと思います。


「理想的なRVMS」システム図






これで、タイガーウッズも夢じゃない。トラよ、トラよ、おまえはトラになるのだ!
(でも、作者はゴルフやらないのよね。)