パスチャライズ牛乳

パスチャライズ牛乳とは低温殺菌牛乳のことである。

日本の牛乳の大部分は、120度2秒またはそれ以上で加熱して超高温滅菌処理されている。これをUHT(Ultra High Temperature)乳という。
パスチャライズ牛乳は、63度30分または72度15秒等で加熱処理された牛乳である。

UHT乳は、高温加熱のため栄養分の破壊が大きく、また、カルシウムが結晶化してしまい体に吸収されにくいそうである。その点、低温処理のパスチャライズ牛乳は有利だ。
また、パスチャライズ牛乳は、胃の中の滞留時間が長いので、吸収効率も高い。

一方、高温で滅菌処理しないと腐りやすいのではと思うかもしれないが、現状のように高温で無菌状態になったものを紙パックに入れたところで、全く無意味だそうだ。
かえってパスチャライズ牛乳の方が日持ちがいいというからちょっとオドロキ。

もともとUHT乳は無菌パックに入れて保存用にするためのものだそうである。

さらに注意しておきたいのが、原料乳の品質である。
つまり、原料の質が高くなければパスチャライズ牛乳は作れないということである。
ということは・・・・

飲んだ感じは、普通の牛乳と比べてとてもさらさらしている。
ちょっと、水っぽく感じるかもしれないが、味わってみるととてもおいしい。
生クリーム(無加糖の)を薄めて飲んでいるようだ。

実は、世界ではパスチャライズ牛乳の方が主流なのだそうだ。日本は非常に特殊らしい。

3回飲むと、ヤミツキになることうけ合いである。もう、フツウの牛乳にはもどれない。


タカナシの
パスチャライズ牛乳



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