ジャンクがウァッチッチ！

私は、秋葉原に行くと、とりあえずジャンク屋を回る。 ジャンクは楽しい。何といっても値段が安い。 そして、不用と見捨てられたものを役立つものに蘇らせる楽しさがある。 何よりジャンクは、その可能性を秘めているのである。 ところで先日、ウラ通りをうろついていると、なぜか定食屋の店の前で人だかり。 覗いてみると、ジャンク品を売っているらしい。（なぜに定食屋？やっぱアキバだ。） ＣＡＲ　ＢＡＴＴＥＲＹ　ＰＣ　ＡＤＡＰＴＯＲ なるものが￥１，０００で売られていた。とりあえず、げっと！

これは、カーバッテリーからパソコンの電源をとるシロモノである。 入力　ＤＣ１２Ｖ　出力　ＤＣ１６Ｖ１．６Ａ 出力コネクタは特殊な形状をしている。

何かは知らないが、ある旧型ノートパソコンのオプション品なんだと思う。 これをＬｉｂｒｅｔｔｏ５０に利用できないか考えた。 Ｌｉｂｒｅｔｔｏ５０は、定格電圧ＤＣ１５Ｖ電流１．４Ａである。 電圧が１Ｖ高い。電流はあまり余裕はないが、イケそうである。 底板をはずしてみると、ボリュームが２つある。 電源回路設計を職業とするＮ氏に見せると、出力側に位置するボリュームは おそらく出力電圧調整用で、±１Ｖぐらいは調整できるのではとの見解。

さっそくボリュームを回してみると、Ｂｉｎｇｏ！ 出力電圧は１５Ｖになった。（さんくす、Ｎ氏） 次に、出力コネクタを付け替える。 Ｌｉｂｒｅｔｔｏ５０の外部電源入力のコネクタは一般的なものである。 千石電商などで、￥５０程度で売られている。

これで、クルマの中では、バッテリーを気にせずＬｉｂｒｅｔｔｏが使えるようになった。 モバイルコンピューティング環境が、さらに一歩充実した。 この買い物はとても価値のあるものとなった。何だかとてもウレシイ。 ジャンクを有効利用するということは、昨今のリサイクル意識の高まりからも とても価値のあることのような気がするこの頃である。