自転車用トランシーバ


最近自転車に乗るようになった。
ちょっとした買い物ならば自転車ですい〜てな感じだ。
しかし、困ったことに二人で自転車で出かけると会話ができない。
せまい歩道を併走するわけにも行かない。
 ハンズフリーのトランシーバーなんかがあれば便利なんだけど。

で、トランシーバーさがしを始めた。
本格的なのはやはり高価だ。そんなに感度はいらない。
ならば玩具で、と大型玩具店に出向いてみると・・・
あっ、あった。 まさに探していたようなトランシーバーが。(しかもすごく安い。2000円弱)
パッケージの写真を見ても、まさしく目的の用途にピッタリのようす。
(仕事中というのはモンダイありだが。それにアタマにつけるのはちょっとカッコよすぎかも)



さっそく購入して、テストしてみることにした。

では装着してみる。

・・・
ん? かぶれない? 小さい・・・
ヘッドバンドはめいっぱい延ばしてもこの状態なのだ。

おかしい。いくら対象年齢5才以上の玩具とはいえ、
パッケージの写真では、大人が装着しているはずなのに。

むむっ。よくよく見てみると、この写真・・・・・合成だ。
自転車にのるカップル。


スケーターのお二人。


デスクに座っているこの兄ちゃんなんかよくみればバレバレじゃないか。


やはりチビッコ向けというのはマチガイないようだ。
そりゃそうだ。これをかぶって平静を装うのはかなりの勇気がいる。
パッケージの写真を鵜呑みにしたのがマチガイだった。

ちなみに、こっちのチビッコの写真も合成であることをついでに発見した。


仮にヘッドバンドの長さが足りていたとしても、マイク、スピーカ、電池を含め送受信機部分が
全て片側に集中しているため、重さのバランスが悪く安定はよくないようだ。

とりあえず感度のチェック。
室内では5mくらいか。屋外ではもう少しいいだろう。

さて、このヘッドセット型を何とかしなくては。

通話は、携帯電話のイヤーマイクが使えたら便利だ。

というわけで、改造である。

送受信機部分を開け(写真左)、ヘッドバンドとマイクをとりはずす。
スピーカーとマイクにつながっている線をステレオジャックにつなぎかえる。(写真右)


イヤーマイクをジャックにさして完成である。

これはこれで、未来的デザインのトランシーバみたいでカッコイイと思う。

しかし、このままでは使いにくい。身に付けられるようなケースが欲しい。

というわけで、100えんショップである。
ショルダータイプのペットボトル入れを見つけた。
入れてみる。

みりたりいルックでちょっとイケている。
できあがりだ。


スイッチを入れ、首から下げ、イヤーマイクを装着。
いいんでないの!ヘッドセットよりはるかにいいんでないの!


実際に使ってみた。
感度はも一つだが、とても楽しいし便利である。ジーン。

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