フォントのモーフィング 応用編

   

  


  
文字ごとのモーフィング

  手書きラインのそれと同様に、フォントの場合もデフォルトでは個々の文字を特に個別化せず、文字の端のラインが隣接する文字のそれと分離や接合をするモーフィングが行われます。それを避け、文字をグループ化してモーフィングさせたい場合には、[文字]枠内への設定時に、区切るべき文字間に以下のようにスラッシュ「/」を置きます。

 

 2と3の間に接続線が発生することなく、2→4、3→5 と個々独立したモーフィングが行われます。


  
フォントと手書き文字のモーフィング

  フォントと手書きライン間のモーフィングも簡単です。一方の描画シートのフォントモードのチェックを取って手書き文字の書き込みモードにし、ウィンドウ上に自由に文字を描けば、他の場合と同じくそのままフォントとのモーフィングが行われます。
  崩し変換等による文字の静的な加工形状はもちろん保持されます。

 

 


  
ベクターフォーマットへのコンバート


  フォントのモーフィング動画もswfフォーマットのベクトル型データへの直接のコンバートが可能です。

  以下はフラッシュ上で、前ページの簡単なモーフィングデータの一つ、「23→456」を、特定の遷移コマ(456側に85%程度のコマ)を強調しながらタイミングをずらして数回重ねて拡縮と回転を加えた、簡易なアプローチによる動画です。モーフィングと一般的なモーション操作の併用により、モーション・タイポグラフィの可能性を広げることが出来ます。

 

 

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