2008-6





もしもみろりちゃんが入院したら。

ぼくは あさ ひとりでめをさます。

あさおきたおふとんは
きのうの夜のまんまぺったんこだ。

みろりちゃんがねがえりをうつたんびに
さーっと波乗りみたいに
ふとん乗りするひつようもない。

おはようというのがくせになっているぼくは
だれもいないおふとんに
こえをかけてしまう。

かいだんをトコン、トコン、トコン、トコンと、ひとつずつおりて
そとにでようととびらのまえにすわっても
あけてくれるひとはいない。

しかたがないのでまた二階にあがって
てんぼうだい(ぼくがそうよんでいる)のまどにすわった。

ちゃとらが真っ昼間のなか
ゆっくりとみちをあるいていく。

ぼくはちゃとらをみているけれど
ちゃとらはぼくがみていることをしらない。

ぼくはそこでしばらく眠った。

どのくらいたっただろう?
めをさますとあたりいちめんぴんくとむらさきだ。

ぼくはこんないろのなか、
そとにでていくのもすきだ。

でもこのいろは瞬間だ。
あっというまになにもないまっくろになる。

ひるま、いっぽんの線だったぼくのめも
まんまるな
まっくろになる。








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上記は、私が肺炎で39、9度の熱の中
まるで現実のように
目の前に現れた断片的な夢を
つなぎ合わせて書いたものです。

すぐ届くところにあった携帯電話に
とりあえず残していました。
(よっしゃあ、来月のなるとはこれだ。なんてね)

書きながら、
あまりにもなるとが
かわいそうでかわいそうで
泣きそうでした。
ははは。。。。

(今となってはね、
わらひますけどね。)

今回の肺炎、もう自分でもびっくりしましたが、
ほんとにたくさんの方々にご心配とご迷惑をおかけしましたこと、
お詫び申し上げます。

そしてたくさんのお見舞いのメールありがとうございました。
うれしかったです。
元気がでました。
点滴より効きましたことです。

や〜  しかし、これからは
もうちょっと自分の体のこと気をつけなくてはいけませんね。

と・とし かなあ・・・・・・・・・




              (写真にタッチしてみてね)



うれしいと、あくびのでる
なるとくんです。