2008-5






なるとのあくびは
たくさんあって・・・・



『ごはんちょうだい。』

「だめ。さっき食べたばっかでしょ。」

望みが叶わなかったとき。



「なんだ、扉あけてほしかったの?」

こころをよまれたとき。



机のうえに飛び乗ろうとして・・・
でも、落っこっちゃった。。。。。

恥ずかしいとき。



外で、近所の柴犬に出会い頭にほえられて
あせってうちにかえってきて・・・

こわかったとき。



「なると、すっげえ、かわいい!」

ほめられたとき。



ライバルの茶トラとにらみ合いの後、
双方、今日は平和解決で、

余裕をみせるとき。



「あ"っ! だれだ! この障子やぶったの。
 なるとおっ。こらっ おまえだろっ!」

自白の強制をうけたとき。



なかなか帰ってきてくれないみろりちゃんが
やっと帰ってきて半泣きなのだけど。。。。

うれしいとき。



ともかく、話しかけられたとき。



あと、たぶん、

笑うとき。




あくびって
たっくさんの種類の気持ち。

なると君という
ちっちゃな宇宙から
ぱちぱちはじけて
飛びだしてく。


最近、そのぱちぱちは
だいぶん受け取ってあげられるようになったと思うけど

でも君のその、宇宙の中心部は、でどころは、
未だ、ようわからん。











:::::::::::::::::::::::::::::::



ところで、4月18日未明、

胡蝶蘭のコチちゃんが(ネーミングがイージーなままですが。)

とうとう咲きました。










まあ、見る人が見たら、
なんちゅう育て方じゃ!
と、おこっちゃうかもしれないですね。

ほんと、ほっぽらかしですから。

普通は針金とかで支えをつくってあげたりするんでしょうけど・・・・
(以前、それをやろうとして、まだまだ幼い細々とした花芽を
 ポッキリと折っちまったことがあるので、もうこわくてできませんでしたの。)






この黄色い枯れ葉はなんだ? って?





この葉っぱは、花芽のすぐ下の葉で、
花芽を包むように守ってくれた葉っぱです。

自分より後から生えてきた葉が
先に枯れて落ちてしまっても、
もう、自分だって色が落ちてほとんど枯れてしまっているのに
最後の最後まで包んで守ってくれた葉っぱです。

おかあさんみたいだと思いません?
な・泣いちゃうなあ。。。。。 (おお〜 11日は母の日だ。)






ともかく、みろりちゃんは、
コチちゃんが咲いてくれてほんとうにうれしい。
あくびしちゃうくらいうれしいです。