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ちがうよ。
ねむいんじゃないの。
みろりちゃんがね、シゴトとか、りはーさるとか、いろいろいそがしくて
ちっとも あそんでくれなくてね。
ぼくは すねた。
さびしくって、ひとりだったのが
みろりちゃん かえってきて
ぼくの ほっぺたごりごりして
「おまー、かあいいなー!」
と、いってくれた。
うれしかったら あんなかおになった。
このあとの ぼくは いつも いっぱいカンジョウがでてきて
うがー!となっちゃうのだ。
ひょっとしたら、みろりちゃんのこと、おもいっきり かむかもしれないし、
おもちゃもって、はしってくるかもしんないし、
だいどこのまどから、よるのちまたにはしりだしちゃうかもしんないし、
いっしょに、うでまくらでねちゃうかもしんないのだ。
みあげると、
「おまえのかおは、かんじょうのぱっちわーくだなあ。」
と、みどりちゃんがいった。
ぼくは みどりちゃんを かんだ・・・・・・ |
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