なぜ?  離婚を考えるあなたへ


 好きで選ぶ道じゃない、だけどどうしようもない、そんなあなたへアドバイス。

1.離婚を決意したら  2.養育費問題  3.母子家庭の弱点  4.協議離婚 

5.公正証書  6.財産と税金 7.めんどくさいぞ、諸手続

とっぷぺーじへ


その1.離婚を決意したら

愛し合って結婚したはず、だけどいつの間にか彼が大嫌いになってしまった・・・こんなハズではなかった・・・ だけどそうなるまで、長い道のりがあった。

私の場合、理由は性格の不一致。良くある理由だけど、なにやら漠然と していて、本当のところは当人にしか解らない、だけど一番根の深いものらしい。もうダメだと何度も思った、でも 何度も思い直した、その連続で、何も変わらないじゃん、次はきっと限界だよと心が叫んでいたあの苦しかった日々を思い出すと今でもぞっとする。

夫にとってはいきなりの事だったらしく、そりゃー夫婦喧嘩もしたし、仕事が忙し かったしでも俺はそんなに悪い夫じゃないはず、そうか他に男が出来たのか、俺のせいじゃな〜い!って責任転換? 人のせいにすんのぉ〜?夫婦の問題だろ〜!?そういう所がキライじゃ〜!。。。でもそういう男って多いらしい。

離婚の理由は人それぞれで、暴力・浮気・金銭問題とかこういうのって、情が切れたらダメみたい。当たり前か!?  そしてホントに離婚だ!と思ったとき100回位は思い直すことをお勧めします。

何故なら、離婚を決意するまで の苦しみより、離婚協議中の泥沼の日々の方がはるかに地獄!!おまけに晴れてシングルになった後も苦労の連続で あることは間違いなし、これは殆ど例外なくそうなる。

だけど、シングルママを見てると明るくて自由で、何故か 若返ってカッコイイ、綺麗になった、なんかそういう人多い!と感じる人もいるでしょう。それは数々の苦しみを乗 り越えて強くなったのと、周りの人にそれ見たことか!と言われないため、そしてこの選択は間違っていなかったと 自分でも思えるように、くじけない強い決意を持っているからです。

分かってるよ!と言われそうだけど念のため、 離婚しても楽にはなりません。ハイ。離婚だ、もうダメだ、と思ってもかわいい子供の寝顔を見てもう一度考え直す ことをマジにお勧めしま〜す。(実際離婚してる私が言っても説得力ないかぁ)

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独断と偏見で離婚を決意するときのチェックリストを作りました。責任もてないけど参考までに・・・・

1  自分の貯金を100万以上持っている。

2  親の理解と協力が得られる。

3  職業を持っている。

4  近所に、助けてくれる、又は相談できる女友達がいる。

5  離婚後は実家か、その近所に住める。

6  辛いことがあっても、一晩寝れば立ち直れる。

7  味方だと思っていた人に理解されない場合もあると覚悟できる。

8  世間の人たちになんと言われても、自分の意志を通す決意がある。

9  健康に自信がある。

全てイエスな方、離婚の準備オッケー!ノーがある方、今からでも心がけるか、それに変わるものを用意しましょう。 特に、健康面!協議が長引けば、根性と体力勝負。泣いてる場合ではない!カツ丼でも食べて気合い入れましょう。


その2.養育費問題

養育費についてはいろんな考え方がある。離婚協議が長引いたり、精神的圧力や、泥沼の争いを思えば、な〜んにも いら〜ん、と言う人もいる。また、弁護士や家裁の人いわく、いつ無くなるか判らないモノだから無いモノと思って 当てにしてはいけないとか。また、支払う約束をしても途中で滞ってしまう場合も多いらしい。

私の場合は、幸い、離婚して以来5年間支払い続けてもらっている。 でも、公正証書を作っていたとはいえ、何度か延滞があった。手紙を出したり、元夫の勤める会社の社長の 奥様に相談したり、色々したが、そのたび元夫も頭にきて、私への誹謗中傷めいた手紙が届いたりイヤな思いもした。 だけど何度目のか延滞の後、弁護士に頼んで内容証明を会社に送ってもらったら、それ以降は遅れなくなった。 弁護士名だったのが効いたのかなぁ。会社に内容証明がきたということも効いたのかな。とにかくそれ以降は今の所 延滞無く支払ってもらっている。

だから心の中では父親としての責任を果たそうとしている んだなと思うと、とても感謝してるし、別れた人とはいえエライじゃんと思う。

養育費というのは、子供には、別れた父親(親権者でないほう)の生活水準と同等の生活をする権利があって、 そのために支払われるモノだとか。つまり、父親がゴルフにいけるなら、子供もディズニーランドとかに行けるようで なくちゃ、と言うことらしい。区役所の法律相談に行った時、養育費の相場は年収の1/3と言われた。結構多いなあ、 でも実際はもっと少ないとか。

いずれにしても養育費は子供のためのモノ、母親(親権者)が子供の権利を 守ってやるのは義務でもあるんじゃないかな。キッチリ取りましょう!養育費!親権者の責任だ〜!と、思う私。

しかし、色々と取り決めが決まるまではイヤな思いもするし文字どうり見にくい争いや罵り合いもある。覚悟して 気合いを入れて絶対勝つ!と闘志を燃やすか、そんな争いするぐらいならイラン!と割り切るか、本人次第かな・・・いずれにしてもどっちも楽な道ではない。お金を取ると言うことは大変なことなんだ。

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養育費について話し合うときの心構え!例のごとく独断と偏見です。

1  感情的にならないこと。罵り合いや、一方的に押しつけるようなモノではない。

2  夫婦間の摩擦とは問題が違うことを前提として、誠意を持って話し合う。

3  相手が感情的になっても、ぐっとこらえて、冷静に。こっちが大人(または女優)になる。

4  父親としての良心に訴える。

5  相手の生活を圧迫するような法外な値段はダメ。相手の収入に対してムリのない額。

6  たとえもめていても、相手が父親としての良心や責任を考える瞬間はたぶんある。そこを見逃さない。

7  長引かない方がよい。

8  口約束はダメ。必ず公正証書を作るか、二人で話しが着かないときは調停・家裁で決める。

9  当てにしない。

10 本を調べたり、役所の無料法律相談を受けてみるとか、事前準備を怠らない。


その3.母子家庭の弱点

離婚を経験すると、色んな苦労を乗り越えていくせいか人間的に成長する。自分を守る後ろ盾がない という危機感が、自ら努力する気持ちや向上心、そして強さと前向きな心を作っていくのかもしれない。 そして、色んな失敗や試行錯誤の経験を乗り越える度、自信もついていく。努力すると成長するもんね。

だけど、世間の目は結構厳しい。うまく行っているときは、偉いわとか大変ねと同情的だが、 何かひとつ失敗をすると、とたんに母子家庭だから、と言う目で見られてしまう。これは結構傷つく。 実際は、誰もがそんな目で見てるわけでは無いと思うが、思わぬ所から悪評番がたってたりそういう経験を繰り返すと、なんだか誰も信じられなくなる。

人を信じたい思いと、誰にも分かるもんか、と言う思いが両方あって、妙なところで神経過敏になったり、ささいな事にショックを受けて落ち込んだり、今迄の努力は何だったのか、なんて結構弱気になってしまう。

男性に対してもそうだ。好きな人が出来ても、また同じ事を繰り返すんじゃないかという心の葛藤と 不安感がいつもついてくる。永遠の愛とか、永遠の幸せが無いという事を知っているからだ。それでも、 好きな人への気持ちがつのると、そういう思いを一気に飛び越えて恋愛するわけで、ホント、パワーがいる。

だけど幸せになればなるほど、不安だ。幸せ恐怖症とでも言うのか・・・・?

人一倍、思いやりや愛情に 飢えていながら、それを失うことを考えてしまって不安になるのだ。失うのが怖い。すごく怖い。 失うくらいなら初めからない方がイイかな、なんて、後ろ向きな事も頭をよぎる。

普段、強く明るくたくましいバツイチ女性が、極端に不安定になったり、被害妄想的になったりして、 はたから見ると、理解しがたい行動や言動と見られる。そういう風に見られると、分かっちゃいるけど どうしてもそうなってしまう時がある。(人にもよるとは思うけど・・・私にはある)  だけど、そういう弱点を持っていることを自覚した上で少しでも克服する気持ちを持ち続けたい。 また、そういう弱点があるからこそ持ち得る、弱気になった人への寛容さはむしろすごい長所かもしれない。 その弱点とじょうずに付き合いながら、克服して行けたら、自分をもっと好きになれそうに思う。

そのうち、いいことあるに違いない、何度も落ち込むけど、何度だって立ち直ればいいのさ!イエイ!

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バツイチ女性が落ち込んだときの心得。独断と偏見で〜〜〜す!

1.落ち込んだときは(しょぼ〜ん)、早めに立ち直ることを考える。(オッシャー!)

2.世間のいう事は気にしな〜い。

3.失敗した、と思った時は、後悔するより挽回の努力をすることを考える。

4.自分の望む結果が訪れた時のことをイメージトレーニングする。(うふふ・・・。)

5.今にきっとうまくいく、絶対そうなる、と信じ込む。(マーフィーの法則みたい!)

6.出口が見つからないときは、寝る。(明日考えよっ!)

7.自分のことを好きになる。

8.ご飯をちゃんと食べる(あ、でも食べ過ぎに注意)

こんなとこでしょか・・・・・・。

    


その4.協議離婚

私は協議離婚をした。その際、養育費については公正証書を作った。 養育費についての取り決めは、口約束や独自の文書での取り決めは絶対やめた方がいいのが鉄則。 養育費は滞納になってしまうパターンが圧倒的に多いものらしい。私も滞納された経験があるが、 弁護士に内容証明を送って貰ったところ、以来滞納が無くなった。

ところで、その際、弁護士に公正証書を作った経緯を尋ねられ「離婚に関する本を読んだら 公正証書を作った方がいいと書いてあったのでその通りにした」と答えたところ妙に感心された。「 一人でそこまで・・・、なかなか出来ないもんだよ」なんて弁護士にほめられて、 恐縮してしまった。

私は離婚の際に回りに経験者もいなかったし詳しい人もいなかった。具体的なことは誰もにも相談 できるず、ただ、離婚の本(著者・弁護士)一冊を何度も読み返し、区の法律相談に1回行った。 その中(本と区の相談)で、離婚を決意したら速やかに事を運び、長引かせない方がいいとことや、 調停や裁判になると時間と労力と弁護士費用がかかる為、協議離婚した方が望ましい事を理解した。 また協議で取り決めるべき事、公正証書の事、諸手続の方法、国の制度、色々な事例も書かれていて、 読み返すうちにどのように解決していくかイメージがつかめたと思う。

また、お互いと子供の今後の幸せに向けて冷静に事を進めることや、山積みの問題も一つずつ確実に 解決していく事、相手にどんなに傷つけられても腹いせに感情的になるのは自分を不利にするだけである事、 夫をヘタに逆上させて自分や子供が傷つくのは得策でない事も分かった。

実際は、そううまく行ったわけでは ないけど、それでも意識していた事がかなりプラスになったと思う。

また円満に、有利に離婚を進めていく事が子供の為 (今後夫と子供がスムーズに面会できるように、それと養育費の事)に必要だと思い、すべてを確実にこなす 固い決意をしていた、その時の強じんな精神力と集中力と行動力は確かにすごかったかもしれない。 実際、自力で内容証明を取り付けてある例はあんまり多くないらしい。

離婚は大変だ、ホント。。。

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(独断と偏見による)協議離婚する時の心得。

1.1冊でいいので離婚の本(弁護士著)を読んで内容を理解する。

2.どのように事を運ぶのか、イメージしておく。

3.事前準備をよくして、勉強をしておく。

4.冷静に、感情的にならない。相手の上を行くつもりで。

5.出来る限り早く解決する道をとる。

6.途中で投げ出さず、自分の目標に向かって、頑張る。

長くなっちゃった!


その5.公正証書

別の相談ボードで「公正証書」について知りたいという、と言う相談がのっていました。 その相談に答える形で私が書き込みしたものをそのままここに載せます。 相談の内容は、「離婚をお互い納得している、養育費も話しが着いている、 しかし自分の両親が納得せず、裁判をしようとしていて、自分はやめて欲しいと感じている。 公正証書を作れば裁判をしなくても済むと聞いたのだが・・・・」というものでした。 (※その相談ボードは「母子家庭共和国」という人気HPの中にある。リンク集のページから行けるよ!)

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離婚の際、話し合いに於いて養育費を取り決め、双方が納得すれば、公証役場と言うところに行って 「公正証書」と言うものを作ります。(有料です。5年前東京で4万5千円位だった。双方の 印鑑証明も必要)これには、調停や裁判で取り決めるのと同じ効力があります。

まず公証役場にふたりで行き、取り決めた内容を話して公証人が書面を作ります。 速くても2時間後、普通は後日、印鑑証明と印鑑を持参してまたそこに行き、内容を確認し、 両方が署名捺印をします。双方と役場が同書類をあずかります。この作業が終わって、 この文書に法的な効力が生じます。 内容は、例えば、

           (前文省略)

一、平成◯◯年◯◯月から、長男◯◯が成人に達する月まで、毎月、月末日に限り

  金◯◯◯◯円也の支払いを行う。(18歳・22歳まで、と言う設定もある)

二、尚、前項を怠った時は期限の利益を失い直ちに残債務を一括して支払う。

            (中略)    

 甲(夫)は、本契約の金銭債務を履行しない時は直ちに強制執行に服するものとする。

           (後文省略)

というように、カタ〜イ文ですが(実際はもっと長い)意味は分かるよね。 養育費の金額が、親権者(母親)にとって、納得のいく金額、また充分と思われるもので 夫が公正証書を作ることに同意していれば公証役場に行けば事は足ります。

相手が公正証書を作ろうとしない、また養育費や慰謝料の金額の折り合いが付かない場合、 調停というのをします。裁判所で調停人が間に立って交渉をします。しかし、強制力はないので、 それで話しが着かなければ裁判となります。

裁判はお金がかかってきます。(弁護士の費用とか)

日本は調停前提主義というのがあって、裁判の前にまず調停をすることになっています。 ご主人が公正証書を作ることを了解しているなら、調停や裁判でわざわざ時間とお金を使う必要はないと思います。

ただし口約束や、独自の文書による約束は絶対ダメです。養育費は途中で滞納状態になる場合の方が圧倒的に多いのが現実です。未払いになってたとえ強制執行するにも手続きや時間もかかるし、 給料の場合、一度に差し押さえられる割合は決まっていて(一回に給料の1/4)安心は出来ません。 よく、養育費は初めから無いモノと思った方がいいと言われています。

それからふたりで取り決めた養育費の金額とか、慰謝料が妥当なモノかどうか、 子供を養育していく上で、将来的にも生活が安定するか、そこをよく考えて下さい。 子供は大きくなれば食べる量も着るモノも教育費も何もかも増えていきます。 また、いくら公正証書を作っても、ご主人が失業したり収入が無くなれば 請求は出来ません。中には、男性が離婚後わざと失業して、養育費の支払いを 免れようとする策略家もいるので注意して下さい。

出来れば、最初にまとまった金額を支払って貰う方が安全です。 ご両親が裁判をしたがるのは、先のことを案じてか、感情的なモノかわかりませんが、 案外、的を得てるかもしれませんよ。

まずは、区役所などの無料法律相談で、いくらぐらい養育費を設定するのが良いか相談してみては どうですか(事前に予約が必要)。ご主人の年収、財産(土地・建物など)によって、相場が有ります。 また、区や市での無料相談は、2〜30分と時間が決まっています。 事前に一番聞くべき事柄をまとめるなりしておかないと、経緯を話すだけで終わってしまうので よく考えた上で、考えをまとめて、伝えるべき事を箇条書きにするぐらいしておいた方が有効です。 いずれにしても、安易に考えない方が良いと思いますよ。


その6 財産と税金

離婚をするとき、養育費請求の他に財産分与という問題がある。また、税金は今後の生活を考えてもなるべく安い方がいいよね。ここでは、事前に立てられる対策について説明します。

まずは財産。結婚してから購入した家具や電気製品など、ふたりのものは基本的に半分こになります。でも、テレビや冷蔵庫を半分に切るわけにも行かないので、テレビはあなた、冷蔵庫は私、というふうに分けることになります。「必要なものは全部もってけ」と言ってくれればいいのですが、離婚交渉は戦いなので、あまり円満な形にはなりません。だから、事前にめぼしいものをチェックして後のトラブルを最低限に押さえる努力をしておきましょう。テレビの所有権で裁判になってまで大喧嘩することなども実は良くあることらしいよ。テレビがダメなら冷蔵庫にしておこうとか初めから考えておくと交渉しやすいし、無駄なエネルギーを使わずに済みます。

不動産については名義人が夫でも、結婚生活の期間で財産分与の割合が決まってきます。この辺の専門知識が私はないんだけど(ごめん)弁護士の無料相談などを利用して自分の取り分を確認しておきましょう。

貯金や保険などは、はやいうちに自分のものは自分名義になっているか確認しておきましょう。

ヘソクリは自分の名義にして、隠しておくのが無難かもね(悪知恵)

私は、自分の貯金を、夫名義の積立傷害保険に一時払い金として支払ってしまい(一時払いの方が得だったから)、離婚時に後悔した覚えがあります。そんなことをしなければヘソクリとしてかくしておけたのになぁ。支払った頃は離婚するとは考えてなかったからしょうがないんだけど。普段から財産名義はきちんと分けておくべきだったよね。

夫のローンを妻名義で支払っている場合もトラブルになります。離婚しても自分名義のローンである以上は払わなければい。これは普段からこういう事はしないようにしなきゃね。

またよくあるトラブルは子供の学資保険。子供を引き取るつもりならなるべく早いうちに契約者を自分に変更して下さい。別居したり、離婚交渉が白熱したりすると、これがなかなかうまくできません。このトラブルは多いんだよ〜。契約者が夫になったまま変更できないと、これは夫の財産と見なされます。夫名義のまま、その後の学資保険を自分で払う人がたまにいますが、これは夫にお金をあげてるのと同じ事なのでやめましょう。また夫抜きで勝手に名義変更することもできませんよ。名義変更は現契約者の署名捺印が必要なので。だから交渉がこじれまくる前に、夫を説得して何とかして名義変更手続きを済ませるよう頑張ってみましょう。

税金について。自分の所得税額は離婚後、保育料や公営住宅の家賃などに関係してきます。所得税を押さえる対策は非常に大事なことです。

所得税は、前年の所得や扶養に対してかかってきます。前年の12月31日に、子供が夫の扶養になっていると、扶養控除が夫に適用されるため、その年は自分の所得税の減税対象になりません。(意味解るかな?)

つまりね、これは離婚する時期の問題が大いに関係あります。単純に言うと、離婚成立は年末までに済ましておくと、翌年の所得税が低くなるということ。年を越して1月に離婚するくらいなら、なんとかして年内にした方が税金が得だということを知って下さい。(でもあせりも禁物なのでムリのない範囲でね。)

年末調整の時は離婚成立してなくて子供が自分の扶養に入ってなくても、年末までに離婚していれば、翌年の確定申告時に再申告すると、更に還付金を受けられます。

しかし、自分の税金が減税されるということは、夫の税金は増税になるわけです。

だから夫には税金の問題は言わない方がいいかもね。

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では、例によって独断と偏見によるポイントのまとめ。

1 財産分与の家電製品や家具などは、事前にチェックしてその後の交渉をスムーズに。

2 保険や貯金の名義の問題は重要。ヘソクリも大事。

3 学資保険の名義変更はトラブルが多い。早めに手をうとう。

4 所得税を低く押さえることはかなり重要。

5 離婚の時期は年を越さない。

6 夫にはよけいなことは教えない。

では、頭を使って頑張りましょう〜〜〜〜。


その7 めんどくさいぞ、諸手続

離婚に伴い、離婚届を提出するのはもちろんだが、こういった事務作業は思いの外たくさんあってやたら面倒くさい事になる。ここでは、どんな手続きが必要なのかということをチェックして下さい。

離婚届けを出すのは、本籍地のある役所である。今住民票があるところではない。まずこれを押さえておこう。

また、諸手続に必要な主な書類は、「戸籍謄本」「住民票」「所得証明(源泉徴収票や確定申告書類、または所得証明、納税証明)」など。戸籍謄本は本籍地のある役所、住民票は住んでいる場所の役所、課税証明は昨年住んでいた場所の役所で発行される。これが全部違ったりすると、取りに行くだけでも大変な作業だねえ。

離婚後「戸籍謄本」の提出がたびたび必要となるが、出来ることなら離婚後の新しい本籍地は離婚後住む場所にしておくと、その後あっちこっちに行く手間が少しははぶけて便利です。

・扶養手当の申請

児童扶養手当は、申請した月の翌月からが支給対象となる。(実際の支給は更に先になる)だから離婚届を出したら同月のうちにすぐに申請に行った方がいい。申請は、役所の児童課とか福祉課(地方自治体により名称が違う)というところに手続きをしに行く。提出書類は説明されるが、その中でも「戸籍謄本」は離婚後2週間ぐらいしないと出来上がらないので、初めに仮申請を行い、再度本手続きが必要となってくる。(つまり2度行かなくてはならない)離婚届を出す際に、扶養手当仮申請用の書類を貰っておかなければならないよ。

・健康保険の申請

健康保険は社会保険は会社に、国民健康保険は役所に、子供を被保険者に入れる申請をする。その手続きが終わってから、今度は母子家庭の医療費免除の為の申請を行う。この申請は役所の健康保険課の窓口にいくことになる。提出書類が色々あるので、事前に問い合わせた方がいいよ。

離婚成立の前の別居中、という場合、会社は、社会保険に子供を入れることを認めない場合が多いらしいよ。別居中でも子供は病気するし夫が保険証を渡してくれないと実際困ることになってしまう。離婚成立していないと、健康保険の被保険者に子供を入れることはかなり難しいということを知っておいた方がいいよ。特に大手会社ほど融通が利かない。私もこの件で会社側と大喧嘩したが、それでも結局認めてはもらえなかった。こういう話は良く聞くよ。

・保育料変更の申請

保育料は、昨年の納税額で決まってくるが、離婚前は夫婦2人の合計に対して保育料が決まる。しかし、離婚後は自分の納税額に対する金額に出来る。つまり安くできる。この申請は、福祉事務所(もしくは福祉課)にします。提出書類の事前確認をして下さい。

・戸籍の移動

離婚しても子供の戸籍は夫の方に入っている。離婚して自動的に親権者の戸籍に入るものではないのです。だから戸籍の移動の申請というものが必要です。これは、家庭裁判所に行って申請します。夫の戸籍謄本と自分の戸籍謄本が必要(その他にも必要書類を事前確認しましょう。離婚届けを出す際に説明してもらえます)。前に書いたように離婚後の戸籍謄本は離婚届提出後2週間以上たたないと出来ないので少し後回しになります。でも、忘れないように。

・水道料金の基本料金免除申請

これは管轄の水道局まで申請に行きます。

・名義変更

離婚後旧姓にもどすと、すべての名義変更が必要です。公共料金、金融機関、カード会社、その他沢山あるよ。

その他にも保育園や学校など色々足を運ぶところがあります。離婚したら特に役所に足を運ぶ回数はかなりなものです。また、各申請はそれぞれ管轄が違うので、戸籍謄本ひとつにしてもいったい全部で何通必要なのか把握するのが難しく、二度手間、三度手間になることもしばしばです。こういうことでイライラすると疲れが倍増しますから、何度でも足を運ぼう、と初めから覚悟しておこうね。当然ながら仕事にも大きな影響があります。でもこれもしょうがない事、と腹をくくりましょう。めんどくさいけど、頑張ろう。ファイトファイト〜〜!!

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離婚後の諸手続の心得

1 提出書類や、申請手続きは沢山あるぞ。専用のノートでも作ってチェックしスケジュールを立てよう。

2 二度手間三度手間になってもイライラしないで。しょ〜がない、また行くか〜。と明るく対処しよう。

3 お役所の人達は結構冷たくて不親切。イヤな思いをするかも。

  でも気にするなー。世間の厳しさを知る第一歩だよ。

3 仕事に影響がでるぞ。上司や回りの方に事前に根回ししておきましょう。

4 めんどくさいし、メッチャくたびれるけど頑張りましょう。

離婚成立しても、ホッとする間はまだまだないのだ〜。あぁ、たいへんじゃ〜。