スカーレットちゃん

スカーレット スカーレット up
線
1966年、中嶋製作所から発売されたスカーレットちゃんです。
日本で企画制作された着せ替え人形の2番目なんだそうで、
「夢見るファッションドール」というキャッチフレーズがあったんだそうな。
スカーレットという名前は、週刊マーガレット誌上の公募で決まったんだとか。
翌年の1967年にリカちゃんが発売され、負けずにスカーレットちゃんも
妹やら従妹やら登場させております。この時代は着せ替え人形が
花盛りな時代ですね。実に羨ましい限りです。

スカーレットちゃんは身長はバービーと同じくらいですが、
体型はもっとずっと太くて、腕も足もむちむちとしております。
でも、一応ウエストがあって、幼児体型というほどではないかなぁ。
頭の大きさは今でいうところの、Bratzくらいですかねぇ。
虹のナナちゃんと同じく、大きい分ほりが深くて作りこまれていて、
鼻や口元の造形がとてもリアル。でもキョトンとしてて可愛いです。
右向きサイドグランスのお人形は、メジャーどころではタミーちゃんと
このスカーレットちゃん以外、あんまりいないような気が。
探せば他にもいるんですが、子供向けに売れたのだと左向きが圧倒的ですね。
あと、スカーレットちゃんも初代リカちゃんも、この時代のお人形は、
笑ってなくて、すました顔をしてるのが特徴かもしれません。

このスカーレットちゃんは、フリマでどうしようもない状態に
なってたのを救出してきました。洗ったら綺麗になって良かった。
ドレスはハイファッションリナのものだったり(汗)
スカーレットちゃんにはちょっと・・・いや、かなりゆるいんですが、
何となく気に入ってて、夏になると良くこれを着せちゃってます。
靴はノアドのミリーの靴が、ピッタリだったりするんだな。



とっぷ