ゆめかちゃん

ゆめかちゃん ゆめかちゃん up
線
ゆめかちゃんです。
1988年、リカちゃんの童話友達(?)でとっても優しい女の子。
・・・だそうなのですが、私が知る限りもっともトホホなリカちゃん
フレンドなんじゃないかと思います。トホホな点を列挙してみると・・・
  • ドレスが3枚付属しているが、全てビニールに洋服の絵をプリントして
    前と後を張り合わせてから切り抜いただけのものである。
    レースも模様も全て印刷で描いてある。
  • ボディと足が一発成型の張り合わせである。(腕だけ可動)
    要するに人型を前後ぱかっと合わせただけ。
    当然ながら、足を動かすことは不可能。
  • アイプリントはハイライト含めて白と黒の2色だけ。
  • 特に何もギミックもない。
・・・以上のように、パッケージに「リカちゃん」って書いてなければ、
縁日で売ってるパチドールかと思ってしまうようなトホホっぷりです。
ギミックがあるからスタイルを犠牲にしているお人形は数々ありますが、
何も無いのにこれだけ手抜きってのは、これはもうとにかく
コストを削ろうとしたんだろうなぁと思えてしまいますねぇ。
なのにMade in Japanだってのも、トホホに追い討ちをかけてます。
ゆめかちゃんが発売された当時の経緯を、ちょっと知りたいかも。

それでも、継ぎ目がない分やけに色っぽいボディや、
2色しか使ってないのに素朴で可愛いアイプリント等、
愛すべきポイントがない訳じゃないなーと思っております。
ヘッドの穴が同じようなので、普通のリカボディをつけて
あげればいい話なんですけどね。

ドレスは楽しい一週間。せめてうちでは布のドレスを。



とっぷ