1972年発売のリカちゃんのお姉さん、香山リエさんです。 「リエ、ママよ!」「え!?お母様?」(号泣)っていう、 主役のリカちゃんそっちのけ、大感動の物語を引っ下げて登場。 パリのシャンゼリゼ通りにパパと一緒に暮らしながら、 ママと妹を探す為に国際線スッチーになった、薄幸の美女であります。 このリエお姉さんですが、矛盾だらけの設定のおかげで、 今ではリカちゃん家系図から抹消されている不憫な存在です。 確かに小学生のリカちゃんのお姉さんが職業婦人(古)っていうのは、 ちょっと無理があったのかもしれませんね。 でも大人っぽいお姉さん人形を出そうとしたのは正解かも。 綺麗で素敵で、リカちゃんが憧れるのもよく分かります。 そして、姉妹なのにリカちゃんには全然似ていません。 リエお姉さんは大人なんですが、顔立ちは輪郭がぽっちゃり していて大きな瞳で可愛らしさがありますね。 瞳のデザインはリカちゃんより当時の少女マンガっぽいです。 睫なんて誰よりも長いんじゃないかと思います。 ここでは親子確認の決め手となった耳元のほくろが 見えるように撮影してみました。 ほくろって色っぽい魅力の一つでもありますねぇ。 リエお姉さんはショートカットですが、長い髪をかきあげると 耳元にほくろがチラリ・・・なんてのもいいかもしれません。 ドレスは現代リカのものなんですが、リエお姉さんは ボディサイズは現行リカとほとんど変わらないのに、 腕だけ異様に長くてつんつるてんになっちゃってます(泣) 半袖のドレスを着せたほうが良かったのかも。 |