Rune Questシナリオ 99年9月

君たちが探しているのはこの肉奴隷のことかい?


■元ネタ
 特になし。globeのベスト盤を聴きながら考えた。

■登場人物
“窓の”ビル
 一部のPCの雇用主。エティーリーズの商人。
“豹の”マーク
 ティンクの近くに住む、貴族。ルナー本国から流れてきた。
“緑の目の”アルミラ
 ビルの姪。ランカー・マイの入信者。メガネっ娘。


1.依頼その1
・大地の寺院からの依頼。
・行方不明の入信者4人(アミ、ミキ、トモ、エリカ)を捜してほしい。
・その入信者4人は、パーティーを組んで各地を旅していたが、最近消息が知れない(季節毎に必ず寺院を訪れていたが、今季は現れないのだ)。
・しかし、女祭のかけた《神託》によれば、彼女らは生きていて、ティンク近辺にいるらしい。
・報酬は大地の寺院のもつ精霊呪文2ポイント分、または100ルナー。

2.依頼その2
・ビルからの依頼(生き残っている、ビルの屋敷にいる人に)。
・以前、呪文の刻まれたアイテムをマークという人物に売ってしまったので、取り返してきてほしい。
・多少、脅したりしてもいい。買い取りのための金(元値の2倍=3000ルナー)も預ける。
・PCの報酬はその3000ルナーから捻出のこと(つまり、買い取りや道中の経費が少なければ、その分報酬が増えるということ)。
・傭兵を雇っていった方がいいが、その費用も3000ルナーから出すこと。
・マークはティンクの周辺に屋敷を構えて住んでいる。
・目付けの為に、姪のアルミラも同行させる。

3.道中での情報
・女の子4人を含む大人数のパーティーが、南西(ティンクの方)へ向かった。
・みんな比較的ぼーっとしていた。

・道中で、野営の後を見つける。
・そこには、衰弱して死んだような男の死体がある(多分知る由もないが、ゴムランドである)。

・「マッスル十兄弟と呼ばれる『漢』たちがいるらしい」と旅人達が噂する。

4.ティンク
・ティンクは街道沿いにある街である。
・街にいた部族は取り潰されてしまい、離散。代わって、帝国から流れてきた貧乏貴族が知行している。
・が、管理らしい管理もせず、街は流れ者と逸脱者だらけの状態。

・街で得られる情報は以下の通り。
 マークは街から数時間の場所に、屋敷を構えている。
 娘などをかどわかしたりするので、評判はよくない。
 彼も、帝国か北の属領地から流れてきた貴族崩れらしい。
 マッスル十兄弟は、みな両手剣を背負っているが、それを抜くところを見たものはいない。
 彼らは肉体を誇示するため、せいぜい手足にしか鎧を着けない(一部嘘)。

5.“豹の”マーク
・マークはルナーの信徒。貴族。
・アイテムは旅の女性に売ってしまったとのこと。
・ていうか、アイテムと、その女性の連れていた女の子4人とを交換した。
・女の子4人は当然、例の4人で、今はマークの肉奴隷とされている。
・女の子には、神性介入防止の首輪や鎖が付けられている(確かそんなアイテムあったよねえ)。ちなみに吸い尽くされてCONは低くなっている。
・アイテムに関しては、マークも(後でそれを求める人が多いことを知り)惜しいことをしたと思っている。彼は単純に「実はレアアイテムだったので惜しくなった」ようなことを言う。
・ので、アイテムを取り返してくれたら、女の子「たち」を解放しようともちかける。

・その他マークに聞けるのは以下の通り。
 最初、9人パーティーだったが、うち、4人とアイテムとを交換した。
 リーダーはいい女だったが、危険な香りがしたので、いただかなかった(彼はそういうカンはいいのだ)。
 パーティーは数日前に北の村へ向かった。

6.北の村 ・村で聞ける情報は以下の通り。
 女とパーティーは村の近くの洞窟へ向かったらしい。
 洞窟は最近山賊のアジトとなっていた。女たちは、それを退治しにいったとのこと。
 しかし、数日経っても戻ってこないし、多分山賊にやられたろう。
 村の若者が何人か消えたりしているのも、その女らが余計なことをしたせいかも。

7.洞窟 ・ここまで聞けばあとはダンジョンに行くしかないでしょう。
・ダンジョンでは、サキュバスと前回までプレイヤーキャラクターだった人たちが待ってます。敵として。

8.その後
・アイテムをマークの元に持ち帰ると、マークは女の子のうち2人だけを解放する。
・「全員なんて言ってないよねー」
・また、アイテムを返した後は、マークはアイテム買い取りの交渉には絶対に応じない。彼は金持ちなので、金では動かない。
・マークからアイテムを手に入れるためには、よほど魅力的な(≒退廃的な)交換条件を出すか、強奪するか盗むかしかない。
・また、アイテム以外では、女の子は解放しない。そうさせるためには、よほど魅力的な(≒退廃的な)交換条件を出すか、強奪するか密かに脱出させるかしかない。
・アイテムを盗まれたり強奪された場合、彼はしつこくPCたちを怨み、追跡するだろう(生きているならば)。
・女の子については、彼はあまり執着しない。いくらでも新しい肉奴隷は手に入るから。

・ビルにアイテムを持ち帰った場合、彼は大変喜び、「これでまた一歩野望に近付いた」ともらす。
・アイテムを持ち帰れなかった場合、彼は大変憤慨し、3000ルナーを返還するよう迫る。

・女の子達を連れ帰ると、大地の寺院の女祭に大変感謝される。
・連れ帰れず、「マークの元に囚われている」という情報を伝えた場合、女祭はあらゆる手を尽くすが、結局手に入るのは女の子達の死体である。サキュバスによって衰弱させられていた彼女らは、連日の鬼畜なプレイに耐えられなかったのである。ちなみにCONが0を割っているので蘇生不可。


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