Rune Questシナリオ 2000年1月

エルフ見た?


■元ネタ
 清松みゆきの「ユニコーンの探索」をみたのがいけなかったような気がする。

■登場人物
“窓の”ビル
 一部のPCの雇用主。エティーリーズの商人。
“緑の目の”アルミラ
 ビルの姪。ランカー・マイの入信者。メガネっ娘。

●ビルからの依頼
・最近入手した地所の森に、勝手にエルフが住みついているらしい。(オランディナの件で相続した訳である)
・それで、そのエルフを追い払ってほしい。
・ついでに、森の中にエルフ以外の不審なものがないかチェックしてほしい。
・例によってビルはそこに行ったこともないし、詳しいことも知らない。
・しかし、森のどこかに例の呪文がある(かもしれない)ことは知っている。

●森へ
・森は、まあ、そんなに広いわけではない。(大嘘)
・近くにシャルガフという村がある。

●シャルガフ村
・人口数百人の集落。
・表向きはルナーに恭順している。村の長と三役などはルナー信徒。
・宿などはないが、村長、もしくは商人の家に泊ることができる。
・村には酒場兼雑貨屋がある。
・現在、旅の癒し手が村長の家に来ている(賓客扱い)。
・村で聞ける情報は以下の通り。
「森には狼がいて、狼人間もいる」(一部嘘)
「エルフはよく見かけられるが、お互い関わり合いにはならない」(本当)
「最近はトロウルの姿も見られるようになった」(本当)
「エルフはいずれ部族ごと移住してくる気だ」(嘘)
「遺跡があるが、入って戻ってきたものはいない。恐れて誰も近付かない」(だいたい本当)

●森
・実際森にはエルフの一族(といってもごく少数)がいる。
・また、呪文の隠された遺跡もある。
・PCたちは一日10ヘックス探索。
・森のどの場所になにがあるかは、特定のポイントでカードを引いて決定。
・トロウルとセシュエは、初登場後、D6で移動方向を決めて移動。彼らもポイントを通過するとカードを引く。

★エルフ
・エルフの一団は、故郷の森で問題を起こして追放されたものたちである。
・交渉の余地があるのなら、ここでひっそりと暮らしたいと申し出る。
★トロウル
・トロウルは、このあたりにエルフがのさばっていると聞き、討伐に来た若者たちである。
・どんな形であれ、エルフが殲滅されれば、代わりに彼らがここに居座ることになる。
★狼
・狼はただの野生動物である。
★遺跡
・遺跡には、厳重に呪文が隠されている。
・が、時間がなければ、代わりに誰かがトラップで死んでいることにしよう。
★セシュエ
・セシュエはファロシュの依頼で、呪文を回収しに来た。
・「あんたたち、ビルの言うこときいてると、そのうちひどいことになるよ」
★エルフのコロニー
・エルフの一団のコロニー。警告を無視して侵入するものには容赦しない。
★狩人
・人間の狩人。ただの無知な地元民である。


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