Rune Quest プレイレポート さて、実際どーなったか 99年6月

話せばわかる、か?

■キャラクター

  • フェルナンデス (プレイヤー=だんぞう):ユールマル、オーランス信徒。
  • ザザ (プレイヤー=GOM):イェルム信徒。貴族。パーティーのリーダー?
  • モルトケ (プレイヤー=大石):オーランス信徒。
  • ヨハン (プレイヤー=おーりん):コーラート信徒。祈祷師見習い。

    ■場所

    ・府中市片町文化センター 会議室

    ●はじまり

     今回は、前回の戦後処理からスタート(キャンペーン?3回目の為)。今日はちゃんとシナリオを用意して(パクって)来たため、若干安心(いつもは用意してないんかいッ)。
     アイテムの鑑定、報酬、技能の上昇、経験値の計算(嘘)などの戦後処理も終わり、いよいよ本題。
     商人ビルの依頼を、PCたち比較的素直に受ける。けっこう面倒な依頼だと思うんだけどね。
     パーティーは下調べなしにビルの話だけで、オランディナ失踪の地へ出発。そのため、ダニエルには会っていない。
     つつがなく、一行は山間の村に到着。遭遇表で迷ってもらうのもいいんだけど、今回はそうはいかない。
     何でかっていえば、場所が9:00〜16:30までしか使えないから。プレイヤーが集まるのがだいたい10:00か10:30くらい。昼飯に1時間くらいかかるから、正味6時間から6時間半。脱線しつつ戦闘して1シナリオおわらすには、実はちょっと厳しい。また、プレイできるのはよくて一月に一度のペースなので、シナリオ途中で終わりたくない。ので、迷ってもらう暇はないのだった。

    ●村にて

     村では地元住民にじゃけんにされるも、勝手に広場でキャンプ。少年が村の外に連れ出されてゆくのを目撃したPCは追跡をはじめるが、ことごとく〈追跡〉ロールに失敗。
     そのため一行は少年の母親に話を聞き、オランディナの行方不明現場でもある、遺跡へと向かう。「トロウルが来て、子供を要求する」、「ブルーが来て家畜を荒らした」などの話を聞いたPCは、嫌な敵を予感しつつ出発。

    ●遺跡と鬼畜

     道中でPCたちは、遺跡から逃げ出してきた少年に出会う。「これって契約違反でやばいんじゃん、村」ということに気付きつつも、遺跡に侵入。
     遺跡で一行は、まずトロウルに出会うが、彼を懐柔、味方につける。強い味方を得た(?)一行はずんずん遺跡を探索。オランディナの日記を発見し、事の真相を知る。
     また、リナにも会い、つるつる、ごわごわしたお父さんお母さんの話に戦慄。この回は、盲目の12歳の少女とか好きそうなプレイヤーは欠席だったため、少し残念。
     さて、一行は遺跡でお父さんお母さんを待ち伏せすることに。朝になり、オランディナらが戻ってくる。その時「君たちが待っていると、ブルーの『一団』が戻ってきたよ」と言ったのがよくなかったのか、パーティー一同急に逃げ腰に。  元ネタのシナリオ通りに、いきなり襲いかからせたりしてもよかった。だが、PCたちは話し合いで解決する方向に持っていこうとしたので、話を聞いてみることに。

     PC側はリナを盾にしつつ

  • 「『オランディナという女性』は死亡したことにするので、その証拠さえ持って帰れれば、君らがここでなにをしていようとかまわない。人にも言わない。だから、証拠になるものをくれ
    と、提案。それに対してオランディナは
  • 「ここのことを他言しないなら、証拠を持って帰ればいい。ただし、その少年は置いて帰るように」と返答。
     ここで、もとは人間とはいえ、混沌が取引に応じるのはどうかとも思ったが、ここでわしのなかに一つの葛藤があったのだ。現在の時間が4時過ぎ、この場所(会議室)が使えるのが4:30まで。「戦闘をしていたらとても終わらない」のである。
     しかし、必ずしも混沌が「話せる奴」では困るので、夫ブルーを通してPCを挑発。しかし、リーダーのザザが「逃げよう」と決断。

     さて、フィルナンデスは少年にあろうことか「お前、ここに残れ。村のためにもなるし」と、非情にものたまった。彼、命からがら逃げ出してきたのに…。
     「お願いだよ助けてくれよ!」いう彼の懇願を一顧だにしないパーティーに、もはや見捨てられたと少年は判断。少年は、全速力で逃亡する。しかし悲しいかな、ただでさえ人間より速いブルーの足には抗するべくもなく、彼は捕えられ、撲殺、その場で貪り食われる(べき、ぐしゃ、ぼりぼり)。これにはパーティーも唖然。
     半口開いた状態でパーティーは遺跡を後に。もちろん例の村は避けて帰った。ただ、その後、アルミラと取引し、口を封じるのを忘れなかった。

     残念なことの一つは邪悪なPC達が「混沌製造機」をいじらなかったこと。いじったら、調子の狂った機械によって、もれなく「混沌の逆相」プレゼントの予定だったのに。残念。
     また、今回は一回もまともに戦闘をしていないので、武器技能の上昇はほとんどなし。
     とりあえず、経験点は500点です。