脱構築済みデッキ#0 でじこデッキ

博士:みんな大好き魅惑のデジキャラットファミリーのみデッキです。
助手:しかしまあ、でじこはまだまだ人気ですねえ。こげドンボのやや狂った値段の画集なんかも出てるし、やや面倒なルールになった人生ゲームも出ましたね。
博士:うむ。その人気には秘密があるのじゃよ。会話の語尾にでじこは「〜にょ」、ぷちこは「〜にゅ」という語が付くじゃろう。
助手:はい、つきますけど?
博士:うむ、でじこの人気を支えているオタクの連中は、その性欲が未成熟な段階に留まっている者が多いのじゃ。フロイトの性欲の発達段階で言うところの「肛門段階」や「口唇段階」と呼ばれるレベルじゃ。肛門段階は排泄行為や排泄物に、口唇段階は授乳される乳房(とそれを感じ取る唇)に性欲の中心があるのじゃ。(因みにその後に「男根段階」と呼ばれる成熟期に移行するとされている)
助手:はあ。
博士:つまり、でじこの「〜にょ」は「尿」すなわち排泄を連想させ、ぷちこの「〜にゅ」は「乳(にゅう)」、乳房を連想させるのじゃ。つまり、でじこたちが喋るだけで、無意識のうちにオタクの性欲が喚起され、「ぷちこ、萌え〜」となるのじゃよ。
助手:…そうかあ?


デッキの構成
(C=キャラクターカード B=ブレイクカード Pe=パーマネントカード)
(白=EGO 赤=阿頼耶識 青=WIZDOM 緑=ダークロア 黒=イレイザー)


・“デ・ジ・キャラット”(C/緑)×4
・“ラビアンローズ”(C/緑)×4
・“ピョコ・ラ・アナローグ”(C/黒)×4
・“魔人がっぱ”(C/緑)×4

・“ビームでじこ”(B/緑)×4
・中学生“うさだヒカル”(B/白)×4
助手:これ、ファクターが足りないのでブレイクできませんよ。
博士:いーんだよ! て、手札にあるだけで落ち着くんだよ。
助手:そうですか。
博士:い、いいかい、アクエリには無駄になるカードは一枚もないんだ。全部パワーカードにすればいいんだから。

・ゲマ(Pe/緑)×4
・プチ・キャラット(Pe/緑)×4
・ほっけみりん(Pe/緑)×4
・ドッペルゲンガー(Pe/緑)×4
助手:これだけはでじこ関係のカードではありませんよ。
博士:い、いーんだよ! ラビアンローズをたくさん場に出すためにはどうしても必要なんだ!
助手:はあ。
博士:それに、これを足さないと40枚にならないので、デッキとして成立しないのだ。
助手:それはそうと、博士はこんなにプレミアカードを持ってるんですか?
博士:(胸を張って)持ってません。