〜テニスと自己管理〜
はじめまして、今年入社したての秋山静です。
8月のレッスンを担当させて頂きます。
今月は"テニスと自己管理"をテーマにしたいと思います。
テニスはとても楽しめるスポーツである一方、競技として考えると
非常に過酷なスポーツだと思います。
私は幼い頃からテニスをやってきた事もあって技術的には
頭でというより、体で覚えてきました。
しかし、テニスは技術的、精神的のもの以前に、体調をベストに
もっていくことが非常に重要であることを痛感してきました。
どんなに練習を重ねてもいざ試合に望んだ時に体調が最悪で
ベストが尽くせなかったなんて、こんな悔しい事はありません。
そこで私の少ない経験からではありますが、「静の自己管理法」を
紹介します!
<水分補給の仕方>
夏になると特に水分の取り方が難しくなってきます。
そこで私は次の2点に気をつけています。
■水分をまめに取ること!
喉が渇いてから水分を取るのは、実はもう体が脱水状態を起している
状態だということです。そうならない為にも、試合の前日は夜から
少しずつ、まめに水分を取るようにします。
試合の1〜2時間前にもちょくちょく水分を取るように心がけています。
■スポーツ飲料は薄めて飲む!
一般的な、スポーツ飲料は非常に糖分が多いです。
疲れたところへ、一度に体に糖分を与えると、その時は血糖値があがって
回復したように感じますが、その後にどっと疲れを感じ易くなります。
私は1.5〜2倍位、薄めて飲むのが丁度いいです。
<食事の取り方>
試合の時にしぼって、普段、私が気をつけている事を紹介します。
■試合前は、炭水化物を多めに摂る!
試合は長時間に及ぶ時が多いですので、エネルギーをたくさん蓄えて
おかなければなりません。
そこで試合前(最低でも2〜3時間前)には消化のよいパスタがお勧めです。
その他にも、おにぎり等もエネルギーの持続が長いと思うので、こちらも
良いと思います。
■疲れた時は梅干しが一番!
汗で体から栄養素がどんどん、なくなっていき、また喉が渇いて試合中
水分をたくさん取ると体もしんどくなります。
そんな時は、ちょっと塩分があって、刺激がある梅干しを食べると、私は
とても元気がでてきます。(これは日本ならでは、でしょうね。。。)
私の知り合いでは蜂蜜レモン等をつくって試合中に食べている人もいます。
<暑さ対策>
■帽子!
やはり帽子は必要です。強い日差しから守ってくれるので、暑い日には
必ずかぶっています。
■アイスを首に!
私は真夏の試合には、小さいアイスボックスをベンチにもっていって
冷たいタオルをもっていきます。(もしくは氷でも○)
それをレストの時間に首の後ろにあてると、とても気分が良くなりますし
よし、がんばろうという気持ちになります。
<夜 気をつけること>
■睡眠時間!
私の場合、睡眠時間を7時間くらい取らないとふらふらしてしまいます。
人それぞれ、ベストの時間は違うと思いますが、私は6時間以上はかならず
睡眠をとるようにしています。
人間の眠りの深い時間は夜10時〜2時の間なんですって。。。
■クーラーのつけすぎに注意!
皆さんも一度は経験があると思いますが、クーラーのつけっぱなしは
とても危険です。 つけっぱなしをしてしまうと、次の日、ものすごい体が
重たくなってだるーくなってしまいます。
<試合前後のケアー>
■試合前のウォーミングアップ!
試合の前は必ずウォーミングアップをして体を温めてから臨みます。
いくら気温が高くても、体の機能は動かさないとあたたまりません。
■試合で疲れたらランニング!
テニスをして体がぐったり疲れると、体に乳酸がたくさんたまっています。
実はこの疲労物質を取り除くには、”かるーく走る”と乳酸が分解され
疲れが残りにくくなるそうです。本当にゆーっくりのペースでOKです。
”走る=トレーニング”と考えがちですが、それだけじゃないんですよ!
以上簡単ですが、私の自己管理法をご紹介しました。
大切な事は少しでもいいので「自分の体に気を使ってあげる事」です。
少しの意識で体の状態はベストに保てると思います。
皆さんも自分の自己管理法を見つけて楽しいテニスライフを送って下さい。
他にも何か良い方法があったら是非教えて下さい!!
NTT TOKYO TENNIS TEAM