2007春季東京実業団リーグ試合結果<NTT港チーム>

(10部その3Bブロック)


第1戦

<4/8(日)大宮健保コート 晴れ>

  ○NTT港 3−2 双日

D2:○古郡・石井 7-6(7-1),6-2 前半、サービスゲームでダブルフォルトを重ねてしまいブレ ークされてしまった。後半はサービスの調子が良くなった為、 簡単にキープができた。リターンゲームは終始確率が悪く、 ブレイクができなかった。相手のサーブが特に良いわけでも ないのにミスをしてしまうので、2ndでも良いリターンを狙う わけではなく、しっかりと枠に入れる練習をしていかなけれ ばならないと感じた。【石井】 リターンミス・DF等により楽に相手にポイントを与えてし まい1stセットは競ってしまった。2ndは体が動き始めたこと と1stを取り心にゆとりが出来て自らの失点が減った。今後 立上りはエースを目指すことより確率を上げて2本目3本目 で決められるようにしていきたい。【古郡】   出足が悪かったが後半は持ち直す。自分が楽をするために策 もなく打って簡単なミスをし、結果的に相手が楽をするポイ ントが問題。リターンをしっかり返す相手だったら苦しんだ と思う。【蓮尾】  D1:○蓮尾・安生 6-3,6-2 最初の2ゲーム、ポイントリードしながら守りに入り取られ てしまい苦しむ。試合の入り方が課題。攻める意識を持って からは良いゲームだった。相手より声を出していたのが勝因 か(でも結構大事よ)【蓮尾】 0-2で迎えたサービスゲームを4,5回のデュースで取ったのが 大きかった。序盤、体が自然に反応せずポーチに足が出なか ったが、途中からリターンも踏み込んで打てるようになり、 勢いで押すことができた。【安生】 S3:○小林 6-0,6-1    終始安定していた。あの位の相手であれば、全く慌てずに勝 てる力を持ってきた証拠だと思う。【蓮尾】 ストロークで粘り、深く入った球や相手の短い球は積極的に ネットへ出て、相手にプレッシャーを掛け続けた。ボレーの 決定力はいまいちだったが戦術で相手を翻弄!!【安生】  S2:×谷上 3-6,3-6   3-0upからの逆転負け。取りこぼしです...基本ショット に自信が持てないと試合にならんです。また、絶対の自信を 持つ得意技(得点パターン)も必要。【蓮尾】   先ずは確実につなげる(先にミスをしない)こと。甘い球だけ 攻めるようにメリハリをつけましょう【安生】 調子が悪いときでも試合には勝たないといけないので、ゲー ムの中で少しずつ微調整しながら、本来のショットを打てる ようにして、勝機を見出して欲しい。【古郡】  S1:×安生 2-6,5-7 格上の相手だったが、相手のエースよりも自分のミスの方が 多かった。つなぎ球のミス等、つまらない失点を減らせばも っと競ったはず。基本プレーがまだまだ。【安生】   相手のレベルも高く、試合としては良い内容だった。2nd 3-1Up、4-2Upからのゲームで引き離せなかった。特に4-2Up からは、ラブゲーム2つで追いつかれたのが残念だった。 課題としてはフォアリターンだが、ビックサーバなのでし ょうがないか・・・(スライスを混ぜたり?)【蓮尾】 


予想通り、相手もある程度強かったため、各人の課題は残りつつ 初戦を勝つことができました。3勝2敗と2勝3敗は天国と地獄 ですので大きな1勝です。




第2戦

<4/15(日)大宮健保コート 晴れ>

  ○NTT港 5−0 日本事務器東京

D2:○白木・小林 6-1,6-3   前半戦は白木君が好調だったとのことでした。直樹もよくカ バーしていましたが、その後のポジショニングの連携が悪く、 オープンコートを作ってしまい決められる事があったように 思えます。2nd 5-1Upから勝ちを意識したのがすんなりと勝 てなかったのが課題でしょうか。【蓮尾】 白木選手のリターンの確率が良かった。また小林選手の後ろ からの積極的な攻めが良かった。【安生】  D1:○蓮尾・古郡 6-1,6-0 古郡には最初の2本はセカンドで入れていけと指示しながら 自分が最初にDF2連発を犯し唯一ゲームを取られた事が反省 点です(しかし、ゲームポイントは古郡君のボレーミス)浮 いたボールを詰めてボレーする際に、真ん中に当たらずに一 発で決めきれない所が共通の課題です。【蓮尾】 前回の試合の反省から序盤はエース狙いではなく2本目3本目 で決めるようなプレイをすることが出来たため、序盤からゲ ームの主導権を握ることが出来たと思う。しかし、リードし てからは気の緩みでリターンミスやボレーミスにより楽に相 手にポイントを与えてしまった。また、初戦からの課題であ ったサービスについては確率を上げることが出来なかった。  【古郡】   風の影響もあってか凡ミスが多かった。しっかり決めていか ないと勝てませんよ。【安生】 S3:○石井 6-2,6-0    シングル初登場ということもあり、最初は守るとポイントす るが攻めるとミスるという感じでイーブンで進んだが、バッ クのスライスを攻撃に使い始めてからは、安定してきた。 2ndからはシングルに慣れてきたのか、フォアの強打も入っ てきたため余裕を持って試合を進められた。次戦以降も期待 しております。【蓮尾】 S2:○谷上 6-0,6-2   遂に初勝利!!昨年秋からの連敗ストップです。フォアは相 変わらず、いきなり入らなくなりますが、しっかり我慢でき ていたと思います。まだ片目だけなので、両目が開くよう来 週に期待します。【蓮尾】 S1:○安生 6-0,6-0 流れに逆らわずに短いボールは前に出た。風下になった時に ボールに勢いがないのは手打ちの証拠。【安生】   集中力を切らさずに、唯一のダンゴ串刺しでした!!周囲か らは上げすぎではとささやかれるふくらはぎまでの靴下が試 合中も下がらない位、上下動のない安定したフットワークで した。【蓮尾】 自分から積極的に攻めることを課題としたプレイ内容で、終 始相手を圧倒していた。2ndセットは相手が積極的にネット に詰めてきたが、相手の動きを見ながらパスやロブ等でかわ すことが出来ていた。極めて冷静なプレイだった。風の影響 かは不明だが1stサービスの確率が低かったので、今後は1st サービスをきっちり入れてからゲームを組み立てて欲しい。 【古郡】 

試合後の練習マッチ  古郡・石井 6−3 谷上・小林  古郡・石井 4−2 蓮尾・安生  蓮尾・安生 4−0 白木・小林  石井    4−4 谷上 第2戦も勝利。あと2試合、気を引き締めて 9部昇格目指して頑張りましょう!!





第3戦

<4/22(日)GE横河メディカルシステム本社コート(日野市)晴れ>

  ×NTT港 2−3 GE横河メディカルシステム

D2:×古郡・石井 3-6,3-6  今期の課題として1stサービス及びリターンの確率を上げる ことに取組んで来たが、リターンは枠に入れることだけに気 を取られてしまい、足が動かず手だけで入れにいったことで   逆にミスが多くなってしまった。1stサービスについては、 オーバーが多く調整をしたが極端なネットになってしまった。 今後、リターンについてはしっかりと足を動かして振り切っ て枠にきっちり返していきたい(スピードにはこだわらずコ ースへ的確に返球したい)。サーブについても同様でスピー ドにこだわらずコースをついて1stからプレッシャーを掛ける ようにし、ポイントを考えて強打するようにする。ボレーに ついては相手の居るところへの返球が多く、逆にカウンター を食らってしまったので、相手の動きをよく見て冷静にコー スを狙っていきたい。【古郡】 個人的には課題であったリターン率は高かった様に感じる。 しかし相手もスマッシュが上手く浮いたボールは全て決めら れてしまった。2ndセット後半は劣勢な局面での開き直りもあ りサービスゲーム、リターンゲーム共に強気に攻める事がで き3ゲーム連取する事ができた。 ◆課題 @精神面 枠に入れる事を意識しすぎてボールのペースを落とそうとす ると2人ともミスが増える為、あまり気にせず攻め続ける事 を考えた方が調子が良くなると思った。 A技術面 枠には入れられるが簡単に決められていた為、守備の局面で の凌ぐショットの質を向上させていかなければならないと思 った。無理をするとミスをするので無理しないが、チャンス は与えないショットの必要性を感じた。【石井】   変則的ではあるが、練習量が多いために感覚で打っても確率 良く入ってくるやりづらい相手だったように見える。勝たな ければならないというプレッシャーに負けてしまった感もあ りました。変則的な相手の場合、必ず弱点もあるので、パタ ーンを変えて攻めることができれば。。。【蓮尾】  D1:×蓮尾・安生 4-6,2-6 D2同様に勝ちを意識してか固かったと思います。声を出すよ うにアドバイスを受けてからはゲームを取れたので、気持ち の問題は大きいです。技術的には、前衛がボレーを決めきれ ないため苦しんでいた。また私のポーチがかなりミスしてい たためイーブンの相手に楽をさせてしまったと思います。 プレッシャーがあっても決めきれる基礎力の向上が必要だと 感じました。【蓮尾】 大事な所での1stサーブの確率が悪すぎ。ポイントも何本も あったがボレーミス等で落としたのが痛かった。自らのミス で波に乗れずにゲームセット。思いっきりと攻めの気持ちが 足りなかった。【安生】 S3:×小林 3-6,2-6   ハードヒット&良く拾う相手でした。ストロークでは負ける ので前に出るのは正解ですが、バックを突けない時は自重し た方が確率が高かったのではと思います。【蓮尾】 S2:○安生 6-3,6-4  久々のオムニコートで戸惑った。また肩が回らず思ったよう に1stサーブが打てずにサービスダッシュもできず。序盤後 ろでスライスで繋ぐうちに相手のミスを誘えたが、球が短く なったところを前に出られ気持ち的に劣勢になった。逆に積 極的に前に出るようになって足が動くようになり、気持ちの 面でも盛り返すことができた。【安生】   同じような繋ぐタイプの試合巧者相手だったが、ギャバンの 方が安定感があり競り勝った。繋ぎを基本としてポイントを 取り、繋ぎ球を相手に攻められてくると、自らの攻めを増や してポイントしたり、相手が無理して攻めてきてミスしたり と攻守のバランス・切替が非常に良かった。【蓮尾】  S1:○谷上 6-4,6-4   試合を重ねるごとに状態が良くなっていると思う。特にフッ トワークの良さは学生時代の片鱗が見えた。バックは確実性 が出てきたので、フォアで相手の球をカウンターで打つので はなくチャンスボールを自分の力で打てるようになれば、攻 撃に幅が出ると思う。あと、短い球のスライスでの処理が浮 き過ぎでしょうか。【蓮尾】 相手が絶好調で0-3となったが、今日の谷上選手はつなぎ球 の安定感、サービスの確率、集中力と全てにおいて今までの 試合とは違っていた。拾いまくっているうちに相手のミスを 誘い、甘い球はフォアで攻めてメリハリの効いた良い展開で した。今季のベストマッチ!!【安生】 


双日さんがGE横河さんに負けているため、来週の試合に勝てば2位が 決定します。気持ちを切り替えてプレーオフ進出を目指し頑張りましょう!!





<4/29(日)ニッセイ同和損害保険宮崎台コート(川崎市)晴れ>

  ○NTT港 4−1 ニッセイ同和損害保険

D2:×白木・小林 1-6,6-7(2)    相手が早退するために実質No1の人と当ってしまったが、セ カンドセットのような粘りを見せれば勝つ事も可能だったで しょう。相手を意識してできる球もミスをしていたように思 います。ちょっと上手い相手の時に、力まずに自分の力を出 せるよう基礎練習を続けましょう。【蓮尾】 相手も上手かったがミスも多かった。それよりもこちら側の 基本プレーのミスが多く自滅と言った感じ。相手に惑わされ ずに先ずは自分達のプレーを確実に行うことで勝機は見えて くるでしょう。【安生】  D1:○蓮尾・古郡 6-1,6-3 相手のミスが早かったため楽に試合を進められた。セカンド で古郡くんの連続ブレークとマッチポイントで決めに行った のにリターンミス、更にはチャンスボールをボレーで決めら れなかった所がシングルス苦戦への暗示だったのでしょうか。 私はキープしてましたがファーストボレーのミスが多かった です。【蓮尾】 リターンについては、全般的に踏み込んで打つことが出来て 確率は高かったように感じるが、速いサーブやコーナーに入 ったときはミスが続いてしまった。サーブについては2ndサ ーブが安定せずDFを連発してしまいブレークされてしまった。 2ndサーブをしっかりと練習して決勝大会に備えたい。【古郡】 S3:○安生 6-1,6-1  エースかミスの粗いタイプの相手に助けられた。こちらから 攻める時に十分な体勢を作ってから踏み込んで打つことが今 後の課題。【安生】   いつも通り安定したプレーでした。靴下をチェックできなか ったのが残念です。【蓮尾】  S2:○古郡 1-6,6-3,6-0  理由は不明だが、序盤まったく足が動かず更に構え等も遅く イージーミスを連発し、あっという間に1stを取られてしま った。2ndセットは、途中から足が動くようになり、ビビリ ながらもポイントを重ねることが出来て、ゲームの主導権を 握ることが出来た。 しかし、本来の実力を発揮することが 出来なかった。精神面の弱さと基礎体力が不足しているため 体力をつけて自信のあるプレーを出来るように準備したい。 【古郡】   ファーストは相手が何もしないまま独り相撲で終わりました。 セカンドもリードされたあと持ち直しましたが、ミスを減ら しただけで本来の力を出し切れぬまま、今季のシングルが終 わった気がします。まずは粘って、1本リードしてから攻め たほうが良いのでは。精神面以外の何物でもないので、寺で 座禅するなり、合コンを禁止するなり街中で他の女の子をチ ェックしないなり自分を律する努力をお願いします。【蓮尾】 ダブルスでは強烈なサービスもバンバン決まり絶好調だった が、集中力を欠き1stをあっさり落とす。このままの流れで 完敗かと敗戦ムードが漂う中、2ndは相手のミスでゲームを 重ねる。相手の自滅。【安生】 S1:○石井 6-1,6-2 相手が粗いプレーの選手だった為、スライスでアプローチか らネットプレーでプレッシャーをかける事がうまくはまった。 得意なパターンとしてもっと磨きをかけようと思う。 フォアハンドは相変わらず精度が悪く、当てて繋ぐ事しかで きない為、もっと自信を持って打てる様、練習の必要あり。 フォアからネットプレーへの展開ができる様になればもっと 安定して試合を進められると思う。【石井】   前の試合の反省を活かして、スライスからの攻めが良かった です。ぜひ、谷上くんにスライスを教えてあげてください。 ミドルボレーを良く攻めきれていたので、体が動いてきた証 拠でしょう。守ってポイントを取れるパターンもあるといろ んなタイプに勝てると思います。【蓮尾】 確率はともかく、とにかく強打してくる相手に対して、積極 的にスライスでアプローチをしてネットに出る作戦を取った ことにより相手へプレッシャーを与えることが出来てとても 有効的な攻め方をしていた。今後はフォアハンドからも同様 にアプローチから組み立てられるように練習して安定度を高 めて欲しい。【古郡】 浅い球をアプローチで前に出て、良い流れの試合でした。ス トロークラリーもこなせるので、ダブルスよりもシングルス の方が安定して勝てる気がします。【安生】 


最終戦を勝利し3勝1敗でリーグ戦2位通過。 今までの試合の反省を活かし5/26(土)のプレーオフに臨みましょう!!



<対戦表>    
10部 その3B GE横河
メディカルシステム
NTT港 双日 ニッセイ同和
損害保険
日本事務器東京 試合結果
勝敗 ポイント 順位
GE横河
メディカルシステム
○ 3−2 ○ 3−2 ○ 3−2 ○ 5−0 4−0 14−6
NTT港 × 2−3 ○ 3−2 ○ 4−1 ○ 5−0 3−1 14−6
双日 × 2−3 × 2−3 ○ 4−1 ○ 5−0 2−2 13−7
ニッセイ同和
損害保険
× 2−3 × 1−4 × 1−4 ○ 5−0 1−3 9−11
日本事務器東京 × 0−5 × 0−5 × 0−5 × 0−5 0−4 0−20




プレーオフ

プレーオフ <5/26(土)有明テニスの森コート 晴れ>

  ×NTT港 1−2 IHI豊洲

(ダブルス1/シングルス2(重複不可)、ノーアドバンテージ方式)

D1:×古郡・石井 1-6,4-6 緊張のためか試合開始から固く、全く自分達のプレーができて いなかった。特に1stサーブの確率が悪く、相手に攻める意識 を与えてしまい調子付かせてしまった。2ndは自分達のサービ スから始まり先行していったが接戦をものにできず。【安生】 S1:○安生 6-4,6-4 暑さで全く体が動かず。またトスが悪く殆ど1stが入らず苦し い展開。バックのスライスとフォアの中ロブでつなぎ、浅い球 は前に出た。時折フォアの強打を試みるが、事前準備と踏み込 みが甘く精度が悪かった。応援のおかげで最後まで諦めること なく何とか凌ぎ切った。【安生】 S2:×蓮尾 7-6(3),0-6,2-6 粘りもなく2ndをあっさり0-6で落とす。相手にプレッシャーの 掛かるところで試合を進めることができず、相手を調子付かせ てしまった。また相手の弱点(バック)を攻めて前に出るなどの 工夫が欲しかった。とは言え、日頃から前に出る意識、練習を していないと試合では出せないので、得意のストロークだけで はなくネットプレーへの展開でポイントを取れるようになると 幅を広げられると思う。【安生】



大接戦の末、プレーオフ敗退。来季は10部から出直します。 お忙しい中、応援に駆け付けて頂いた皆さま、ありがとうございました。m(_ _)m








過去の戦績


NTT TOKYO TENNIS TEAM