2003春季東京実業団リーグ試合結果<NTT港チーム>

(10部その1 Aブロック)


第1戦

<4/6(日)三井住友銀行石神井グランド>

  ×NTT港 2−3 三井住友銀行

D2:×小室・小泉 0-6,2-6 瀬戸・中村誠 結果は一方的だがポイントはいくつもあった。ベテランペアの   マジックにはまり、ことごとくボールが巧手の方に集まり餌食   に。もっと相手を良く見てコートを広く使って欲しい。しかし、   それ以上にファーストポイントでのDFやリターンミスで、相   手にとって楽な展開にしてしまったのが最大の敗因。先ずは基   本プレーを確実に、自分達のペースを掴め! D1:×中嵜・鈴木 5-7,3-6 竹内・中村雅 1stセット5-2リードで迎えたサービスゲーム。安心したのか緊   張したのかあっさり落とし、流れは向こうへ。連続5ゲームを   奪われ1stセットを落とす。2ndは互いにサービスキープ。1ブ   レイクを喫しまさかの逆転負け。試合の流れの恐ろしさを実感   したことであろう。ここという場面で特に集中して確実に取る   ように次回は臨んで欲しい! S3:○鈴木 6-2,2-6,6-2 池田 サーブが冴え、更にストローク、パッシングでは強打とロブの   打ち分けがしっかりと出来ており、成長の跡が見受けられた。   相手も2ndセット後半から盛り返しファイナルセットへ。本日   2試合目でかなり疲労が見られたが、そこからの集中力と気合   がもの凄かった。今までに見たことがないような気迫溢れる素   晴らしいショットを連発し、接戦を制す。今日一番のナイスゲ   ームでした。今後が楽しみである。 S2:○安生 6-0,6-1 小出 安定したストロークで左右に打ち分け、相手選手を翻弄。相手   がネットに詰めても落ち着いたプレーで対処。相変わらず精密   機械のようなゲームでした。だが、つないで相手のミスを待つ   だけでは強い相手には勝てない。攻めに転じた時の確実性が今   後の課題。 S1:×古郡 2-6,2-6 中村雅 S3がファイナルで勝ち2-2で向かえたナンバー1対決。相手が   ネットプレーヤーと見るやストロークで応戦。しかし、つなぎ   球のミスや、短くなったところをアプローチでネットへ詰めら   れるなど徐々に苦しい展開へ。サーブ力もストローク力も相手   を上回っていたが、病み上がりということもあって精彩を欠き、   試合の流れを変えられずに敗退。目先を変えるショットや戦術   等、プレーに幅を持たせたいところ。今後に期待!


春季実業団初戦、2−3と痛い1敗を喫す。しかし、負けた3試合は何れも相手との圧倒的な差はなく、
チャンスは幾つもあった。試合に勝つためのポイントをもう一度整理し、残り試合、全勝を目指す!!

第2戦

<4/27(日)武蔵小杉新日本石油コート>

  ○NTT港 5−0 新日本石油

D2:○古郡・小泉 5-7,6-4,6-4 杉浦・鈴木 1stセット4-1upからまくられ1stを落とす。相手サーブはチャン   スボールに近かったが、前半の連続リターンミスでびびったのか   大事に行き過ぎて、つなぎ球、ロブが相手の餌食に。2ndセット   後半からはリターンをしっかりと打ち始め、やっと自分達のリズ   ムができ接戦を制す。弱気なプレーでは流れを引き寄せられない。   相手選手の気合と気迫を見習って欲しい! D1:○天本・中嵜 6-4,4-6,7-6(5) 峰岸・上田 1stセット4-1upで一気に波に乗れるかと思いきや、4-4に追い着   かれ相手を調子付かせてしまった。そこからは一進一退を繰り返   す展開へ。ファイナルタイブレも5-1リードから6-5まで挽回され   たが何とか逃げ切る。リードしている時こそ集中して、一気に攻   めて突き放せ! S3:○鈴木 6-3,7-5 藤沢 最近急成長の鈴木選手。今日も攻めに守りに安定していたが途中   で淡白になり自滅モードに。しかしそこからは落ち着いてつなぐ   球と強打を使い分け、チャンスの時は積極的に前に出てボレーで   決めるというパターンを習得したようだ。最後はきっちりキープ   しゲームセット。この調子で次回も活躍して欲しい! S2:○安生 6-0,6-2 石原 相手はビッグサーバーで2ndでもエースを取れそうな勢いであっ   たが、ブロックリターンできっちりと相手のコート深くに返し、   後は左右の打ち分けと積極的なネットへの詰めで相手を翻弄。   相手の実力を出させずにサクっと勝つあたりは、無駄にガンガン   打つ選手は見習って欲しい。 S1:○古郡 6-7(4),6-2,6-2 吉岡 相手のミス及びエース等であっという間に4-1up。さすがNo1と   思ったのも束の間、全く足が動かず自滅で1stを6-7で奪われる。   2ndセットからはびびったのか、それとも打ち疲れたのか強打を   減らしリターンもスライス等で凌ぎ6-2で奪う。ファイナルの序   盤は均衡したが、途中からサーブが冴え6-2で勝利。結局3セット   とも4-1upまで行ってからの詰めが甘く、更に雑になっている。   もう一度、一球の大切さを意識してプレーしてもらいたい!


春季実業団2戦目で今季初勝利。完勝ではあったが、4−1up、5−2upから追い着かれるなど
課題が多い試合だった。再度気を引き締めて、残り試合、全勝を目指す!!

第3戦

<5/11(日)東陽町ランディックコート>

  ○NTT港 5−0 岩崎通信機

D2:○小林・鈴木 6-1,6-0 川手・前田 ゲーム序盤から打てるボールはしっかりと打ち、つなぐ時は足を   しっかりと使いロブやボレーで凌ぎ、相手に付け入る隙を全く与   えず快勝。ペアの呼吸も合い、この調子で頑張って欲しい。 D1:○天本・中嵜 6-2,6-2 土屋・斉藤 1stセットの序盤はキープ合戦で白熱した展開だったが、つない   でいるうちに徐々に相手のミスが目立ち始めた。時々弱気になる   場面も見られたがすぐに盛り返し、一気に波に乗って押し切る。   速いサーブに対するロブリターン等、ベテランらしいゲーム運び   で快勝。 S3:○古郡 6-1,4-6,7-5 加藤 前回の不甲斐ない試合でS1からS3へ降格。1stは相手のミスやス   トロークが冴え6-1で奪取したが、2ndは相手も盛り返し、勝負は   ファイナルセットへ。2-4から何とか挽回し最後は気力が勝り、   辛くも勝利。あっさりラブゲームで落とすなど連続失点が多く、   精神面の強化及びつなぎ球を打つ時の集中力が今後の課題。   しかし相手のNo.1と思われる選手に競り勝ったのは大きな収穫   でした。 S2:○安生 6-0,6-2 土屋 前回に続き相手はビッグサーバーだったが、ブロックリターンで   凌ぎ、少し甘くなったセカンドサーブをリターンダッシュ、短い   球をアプローチなど、終始攻めて快勝。しかし甘いアプローチで   パスの餌食になることもあった。今後更に磨きを掛けて欲しい。 S1:○鈴木 6-3,6-0 前田 1stセット3-3まで一進一退の攻防を繰り広げていたが、安定した   ストロークと積極的なネットダッシュで1stを奪取。2ndセットは   ロブ・パス・つなぎ全てが冴え渡り、相手に1ポイントしか与え   ない完璧なプレーで完勝。特に最後まで集中力が途切れなかった   のが素晴らしかった。各選手とも(特にS3の選手は)メンタル面   を見習って欲しい。


春季実業団3戦目、完勝で今季2勝1敗。みなさんナイスゲームでした。
あと残り1試合、全力で勝利を目指す!!

第4戦

<5/25(日)東日本研修センタコート>

  ○NTT港 4−1 インフォメーション・ディベロップメント

D2:×白木・安生 2-6,2-6 藤田・山口 ゲーム序盤はサーブ・ボレーをしっかりと返し競っていたが、リ   ターン、1stボレー等のイージーミスでの失点が徐々に出始め、   自分達のリズムを掴めなかった。競ったゲームもあったが、ポイ   ントでチャンスボールを決められないなど、攻めの面でも課題が   残った。白木選手はほろ苦いデビュー戦となったが、今後は試合   で活きる練習に励み、是非勝ちに結び付けて欲しい。今後に期待! D1:○天本・小林 6-3,6-2 岡田・樋口 1stセット後半、相手の強打にやや翻弄され、先に自分達の方   からミスをしてしまったが、2ndセットはサーブの調子も良く   なり格の違いを見せつけた。ナイスゲームでした。秋に向けて、   イージーミスを無くして更なる飛躍に期待! S3:○中嵜 6-0,6-0 山本 格下と思われる選手を相手に試合巧者ぶりを発揮し、全く付け入   る隙を与えず完勝。秋に向けて更にステップアップし、どんなプ   レースタイルの相手に対しても常勝を目指して頑張って欲しい! S2:○鈴木 6-2,6-4 藤田 相手チームのNo.1と思われる選手に対し、全くひるまず自分   のプレースタイルで勝負し、ボレーのミスがあってもストローク   でしっかりと粘り、集中力も途切れること無く大事なポイントを   きっちりと押さえチームの勝利を決めた。秋は港チームのNo.1   選手として頑張って欲しい! S1:○古郡 6-3,6-2 山口 スコア以上の接戦で、デュースまでもつれるゲームが多かった。   苦戦した理由は、チャンスボールのミスとゲームの1本目、2本   目をほとんど取れていないことが原因。今後は精神面の強化と、   チャンスボールを確実に決める練習が必要だろう。ポイントを意   識した練習をしっかり行って、秋に向けて躍進を期待! 応援して頂いた蓮尾さん、佐久さん、ありがとうございました!!


3勝1敗で春季実業団の全日程を終了しました。
おそらく初戦で惜しくも2−3で負けた三井住友銀行様が全勝していると
思われるので、10部残留が濃厚です。
今季はトータルで4敗しかしていません。昇格できなかった事はとっても
悔しいですが、実りのあるシーズンだったと思います。来季こそは!!!


 
<今季通算成績 3勝1敗>
ポイントではダントツ1位でしたが、初戦での1敗が悔やまれる結果となって しまいました。しかし個々人の成長が見受けられ、充実したシーズンでした。 秋季リーグでは初戦を大事に、再度気合を入れ直してがんばります!!
<対戦表>    
10部 その1A 三井住友銀行
九段下
NTT港 新日本石油 岩崎通信機 インフォメーション
ディベロップメント
試合結果
勝敗 ポイント 順位
三井住友銀行九段下 ○ 3−2 ○ 3−2 ○ 3−2 ○ 3−2 4−0 12−8
NTT港 × 2−3 ○ 5−0 ○ 5−0 ○ 4−1 3−1 16−4
新日本石油 × 2−3 × 0−5 ○ 4−1 ○ 4−1 2−2 10−10
岩崎通信機 × 2−3 × 0−5 × 1−4 ○ 3−2 1−3 6−14
インフォメーション・ディベロップメント × 2−3 × 1−4 × 1−4 × 2−3 0−4 6−14


過去の戦績

NTT TOKYO TENNIS TEAM