2002春季東京実業団リーグ試合結果<NTT港チーム>

(9部その7 Bブロック)


第1戦

<3/31(日)東燃ゼネラル石油多摩川コート(調布市)>

  ×NTT港 2−3 エクソン・モービル

D2:○鈴木・古郡 7-6(7-5),7-6(7-5) 井上・武田 相手はスピンでガンガン打ってくるペアであったが、ボレーの   調子が良かったことと、相手のミスによりキープを続けること   が出来た。しかし、途中からダブルフォルト・リターンミスが   目立ち、2ndタイブレ1-5とまくられてしまったが、集中力と応   援のお陰でなんとか挽回するが出来た。普段の練習からポイン   トを意識し、自分にプレッシャーを掛けて取り組んでいれば、   こんなにもつれなかったのでは... D1:×天本・安生 1-6,0-6 人見・山本  明らかに格上の相手に自分達のペースを掴めず敗退。確かに   巧者であったが、結局はリターンミス、ボレーミス等の基本的   なミスが先に出てリズムを作れなかった。先ずは確実なプレー   をすることで、まだまだ接戦に持ち込めるはずだ!今後に期待。 S3:○中嵜 4-6,7-6(7-0),6-2 伊良子 スライスできちっとつないでくる左利きの老練選手相手に1stを   4-6で取られたが、2ndは長いラリーから果敢に前に出てポイント   を取り、ファイナルまでもつれたが3時間近い激戦を制す。何よ   りも素晴らしかったのは、絶対に負けないという強い気持ちが伝   わってきたことだ。若い選手にも見習って欲しい! S2:×安生 1-6,0-6 横山 相手はストロークでガンガン打ちまくる選手で、ほとんどミスが   無かった。リターン、ストロークが浅くなったところでフォアの   強打の餌食に。積極的に前に出て行ったが正確で強烈なパスが襲   い掛かり、果敢に返しはするが最後は決められてしまった。確か   に強い相手だったが、凡ミスも多かったのが直接の敗因。基本プ   レーをもっと磨け! S1:×古郡 1-6,1-6 人見 相手は元日本リーガーであったが、スコアよりもチャンスは多か   ったし、真っ向勝負で打ち合う場面もあった。キープ2コは少な   すぎる。もっと出来るはずだ!普段練習で行っていることを確実   に行えば結果はもう少し違ったはず。一球一球をつなぐという気   持ちを強く持って、練習に取り組むことが今後のカギとなるだろ   う。


春季実業団初戦、2−3と負けはしたが、巧者に対する自分達のプレースタイル、
ポイントの取り方等勉強になったはずである。
応援に駆けつけて下さった蓮尾さんありがとうございました。
D2の勝利は応援のお陰だと思います。

第2戦

<4/7(日)兼松グラウンドコート(千葉市)>

  ×NTT港 1−4 兼松本社

D2:×小室・古郡 3-6,2-6 塚田・神保 実力的にはほぼ同等と思われたが、簡単なボールで相手より先に   ミスしてしまい、追い詰めてもあと一歩届かなかった。もっと声   を出して一球一球に集中してプレーしていれば、流れが変わった   のでは...   D1:×天本・安生 3-6,5-7 野口・宮池  序盤戦3-1とリードしていたが5ゲーム連取され、あっさりと1st   セットを取られる。2ndセットも波に乗れないまま1-5となってし   まったが、そこから気持ちを入れ替え4ゲーム連取し5-5まで挽回。   第11ゲーム目をキープすれば行ける!と期待したがブレイクされ   そのまま敗退。リターンミス、突き球のミス等があるとなかなか   波に乗れない。自分達のペースさえ掴めれば互角に戦えるはず。   もう1本粘ってラリーの中から自分達のリズムを作れ! S3:○安生 3-6,6-2,6-3 神保 相手は軟庭出身者系でフォアをスピンをかけて打ちまくってくる   選手。粘り強くバックに返し続けていたが、後半、集中力に欠け   1ブレークされ1stを取られた。2ndになってからは、先週の中嵜   選手が見せた「絶対に負けない」という強い気持ちを持ったプレ   ーを見習ってか、がむしゃらに走りボールを拾いまくって2ndを   奪取。ファイナルも果敢にネットを取るなど気迫溢れるプレーで   接戦を制す。次ぎは誰が「絶対に負けない」という強い気持ちを   引き継ぐのだろう?何よりも大事なことは気持ちで負けないこと   だ!! S2:×中嵜 2-6,2-6 宮池 サービスダッシュしてくる相手に対し、パスで応戦していたが、   要所でミスが出てブレーク出来ず。サービスゲームにおいても、   相手より先にミスが出てしまい、キープ出来ず1stを取られる。   2ndも最初のサービスからブレークされ、結局、最後まで自分の   形に持っていくことが出来なかった。相手のプレーに押された   せいか、先週のゲームのような絶対に負けないという気持ちが   あまり感じられなかった。今後に期待! S1:×古郡 2-6,2-6 野口 S1ということで今回の相手も試合巧者でサーブからアプローチ   全てのショットがバックに集められて、強打→ネット、スライス   ロブ→チャンスボールと全く試合になっていなかった。サービス   ゲームにおいても、たまにファーストが入ってもボレーミスと、   チャンスを生かし切れず終始波に乗れなかった。また、声も全く   出ず「絶対に勝つんだ」という気持ちが感じられなかった。   次回は気迫溢れるプレーに期待!!


1−4で第2戦目も敗れてしまいました。トータル的に極端な技術レベルの差は
感じ無かったが、最後の一本が決め切れない詰めの甘さと、随所に出る凡ミスで、
なかなか自分達のリズムを掴み切れず波に乗れなかった。
それと何よりも試合に対する「気迫」「集中力」が今後の課題だろう。

第3戦

<5/11(土)NTT東日本研修センタ>

  ×NTT港 0−5 新日本製鐵

D2:×安生・小林 2-6,2-6 奥野・磯部 どのゲームももつれスコアよりも接戦だったが、あと一歩で   ポイントが取れず、波に乗れなかった。しかもトラウマにな   りそうな位、30-0や0-30とリードしたところからまくられる   ゲームが多かった。攻めの甘さ、ポイントでのミス、ここ一   本での集中力が課題。 D1:×鈴木・古郡 4-6,1-6 松本・久保田  実力的には互角の相手に対し、リターンもボレーも狙い過ぎ   や強打でミスが多く、リズムに乗れなかった。先ずはクロス   に返し3本目、4本目位で決めるというゆとりが欲しかった。 S3:×鈴木 2-6,3-6 磯部 ダブルフォルトが多くリズムに乗れなかった。実業団2戦目   のシングルスで慣れない面もあったが積極的なプレーも見せ   た。ダブルフォルトや凡ミスを無くし、早く自分のプレース   タイルを確立して欲しい。次回に期待! S2:×安生 6-3,3-6,4-6 奥野 いつもの粘り強いストローク戦に加え、積極的なネットダッ   シュによりあっさり1stを奪取。いつものギャバンモードで   完勝と思ったが、ポイントでの凡ミスが響き2ndを奪われて   しまう。ファイナルは最初のサービスをブレイクし波に乗っ   て4-2までリードしたが、ガス欠に加え足がつり始め、動き   に精彩を欠き、勝負所でのミスでポイントを取れず逆転負け。   前回の絶対に負けない気持ちは何処へ? S1:×古郡 2-6,3-6 松本 前回に続き、つなぎのボールでのミスの連発とパスミスで   1stを取られる。2ndはストロークで押し、丁寧にアプローチ   を打ってネットに出たが、アプローチを置きにいってロブ・   パスの餌食となった。アプローチにも思い切ったプレーを。


0−5で完敗。折角ホームコートの試合で使い慣れていたはずなのに...
応援してくれた品川男子チームの皆さんありがとうございました。

第4戦

<5/12(日)日本郵船コート(飛田給)>

  ○NTT港 3−2 日本郵船

D2:○安生・小林 6-0,6-0 鈴木・松平 昨日は雨上がり後の寒さで動きが悪かったが、今日は好天に   恵まれ動きが良かった。相手のミスもあって終始流れをキー   プし完勝。昨日の試合が悔やまれる。 D1:×鈴木・古郡 2-6,3-6 高橋・柳井  ファーストボレー、リターンが全く返らずゲームの組立てが   できなかった。スコアほどの実力差は感じなかったが、まず   一本返す事に集中して欲しい。基本的なミスをなくしリズム   を作れ。 S3:○鈴木 3-6,6-4,7-5 大西 1stはストロークミス等で波に乗れなかったが、2ndから積極   的にネットに出て、ボレーで数本振ってから確実に決める理   想的なプレーで巻き返した。3面進行でファイナル途中から   チームの勝敗が掛かった試合となった。ファースト・セカンド   ともにサーブ&ボレーで積極的に攻め通し、3時間近い激戦   を制す。自分のプレースタイルを確立した事とサーブが好調   だったことが勝因だろう。今後が楽しみである。 S2:○安生 6-4,6-4 杉岡 相手選手もつないでくる選手であったが、粘りのストロークと   ネットダッシュで1stを奪取。2ndは先に相手のサービスをブ   レイクし波に乗り5-1。このままあっさりいくかと思われた   が、連日の単複出場ということで足がつり始めた。ここから   まくられ5-4となったが、相手選手も足がつり始め、最後は   気力の勝負で長いストローク戦を制した。 S1:×古郡 2-6,3-6 青木 相手は左利きのストローカーでガンガン打ってくる実力通り   のナンバー1選手であったが、ボールをバックに集め、積極   的に攻めたが攻めきれず撃沈。逆に自分がバックを攻められ   ても、遅いボールでも相手のバック深くに返しておけば、そ   んなには攻められないはず。スピードよりもコントロールの   重視が今後の課題になったと思う。

 
<今季通算成績 1勝3敗>
3−2で今季初勝利。連日の連戦お疲れ様でした。 春季実業団1勝3敗で全日程終了。残念ながら9部残留は果たせませんでした。 秋季は10部からのスタートとなりますが、9部復帰を目指し頑張ります!!


<対戦表>    
9部 その7B 兼松本社 エクソン・モービル 新日本製鐵 NTT港 日本郵船 試合結果
勝敗 ポイント 順位
兼松本社 ○ 3−2 ○ 3−2 ○ 4−1 ○ 4−1 4−0 14−6
エクソン・モービル × 2−3 ○ 5−0 ○ 3−2 ○ 4−1 3−1 14−6
新日本製鐵 × 2−3 × 0−5 ○ 5−0 ○ 4−1 2−2 11−9
NTT港 × 1−4 × 2−3 × 0−5 ○ 3−2 1−3 6−14
日本郵船 × 1−4 × 1−4 × 1−4 × 2−3 0−4 5−15


過去の戦績
NTT TOKYO TENNIS TEAM