ジャジャジャジャーン14ミリどえーす!!。何!そこの君!○ムロンの14ミリにレンズ構成が酷似してるってー?片や○グマの14ミリは超音波モーター搭載してるのに超音波モーター搭載してないってー?最短撮影距離も○グマに2センチも負けてるー?
・・・・うーん確かに!!。しかーし!しかーし!
14mmレンズの114度の画角は、太陽などの強い光源が画面に入り込む事が多く、ゴーストやフレアーに悩まされることが多々あるのです。ご存知の通り、このゴーストやフレアーはコントラストの低下をもたらす厄介な存在で、フレーミングを微妙に変えたり、しつこくハレーションをカットに神経を使ったり、、結構厄介なものです。そこでニコンスーパーインテグレーテッドコーティングはしっかりとゴーストやフレアーからお守りくださります!。(とはいえ100パーセントゴースト・フレアーの発生をカット出来る訳ではありませんが大幅に軽減してくれます、、軽減してくれてるでしょう、、軽減してると僕は信じてます。爆)
それにくわえEDレンズを効果的に使用する事によって諸収差が軽減されていますので極めてシャープかつ歪曲の少ない良質な画像を提供していただけるのです。(必ず良い作品が撮れるわけではありません、むしろ修行の道がさらに過酷になります。)
また、このレンズへの超音波モーター非搭載は、バッテリーへの負担軽減にもつながり、ボディー内モーター駆動でも必要十分なAF速度を得られるので、現状では正解ではないかと思います。(あくまでも個人的な見解ですけど。)
「見よ!この勇姿!」
このレンズはCCDサイズによって画角が1.5倍になってしまうD1シリーズの広角系レンズ補強拡充のために開発された意味合いも強く、D1シリーズの場合35ミリ判換算21ミリ相当の画角を得る事が出来ます。加えて、D1などのデジタルカメラのCCDはフイルムと違い、斜めに入ってくる光に対しての受光が苦手ですが、極力斜光線を軽減するデジタル対応設計がとられているようです。とはいえこのクラスのレンズにとっての宿命である周辺光量の低下は、35ミリフイルム一眼使用時の開放値ではいくぶん目立ちます。気になる場合は2段ほど絞るとかなり改善されます。 前玉がかなり飛び出しており固定フードがあるとはいえ、気軽にレンズキャップを装着せずに肩から下げて持ち運ぶのにはかなりの勇気が必要なので、こまめにレンズキャップを着脱するわけですが、付属のかぶせ式キャップは装着に一寸したコツがいります。フードに引っ掛けてねじりこむようにすると上手くいくのですが、慣れるまでちょっと大変です。出来ればプラスチック製でも構わないのでワンタッチで装着できるものを提供してもらいたいものです。 安易な絵作りは寄せ付けないこの画角!そもそも僕はD1Xの広角側強化のために購入したわけですが、やはり114°フル画面の強烈なパースぺクティブは病み付きになります。よってついついF100様の御出動とあいなります。(笑)
「AiAFニッコールED14ミリF2.8D様で撮った絵」
撮影データ
カメラF100
フイルム RDP V
絞り優先AE F8
AiAFニッコールED14ミリF2.8D 諸仕様 |
レンズ構成 |
12群14枚(第4及び第10レンズに複合型非球面レンズ搭載・第13レンズにEDレンズ搭載)
絞り羽根 7枚 最小絞り F22
最短撮影距離 0.2m 最大撮影倍率1/6.7
フォーカス方式 RF方式 |
大きさ・重さ |
全長86.5ミリ 最大径87ミリ 重さ 670g |
(2002/3/30 ようへい) |