外観は安っぽいプラスティック鏡胴であるし,前玉回転式のためにピントあわせのたびにフィルター枠が回転してしまうという大きな問題もある。 しかし,その根元に光輝く「Nikon
ED」の金バッチが存在を強烈に主張している。
値段は「お買い得」だが,魅力はそれだけではない。
まずはそのコンパクトさである。先に触れたAF Zoom-NIKKOR 70-210mm
F4-5.6Dとは,値段だけでなく,大きさと重さもほぼ同じである。
いままでAi NIKKOR 200mm F4を入れていたカメラバックのスペースにもなんとか収まる大きさなのである。
とはいえ,望遠撮影が主になるときは,このズームだけでなく単焦点の135mmや200mmも持っていっていたりするのだが。
ちなみに,F3につけてみると,右の写真のようになる。
使い心地としては,開放値が暗いのはいかんともしがたいものがある。しかし,撮影結果は良好。さすがは「ED」といったところだろうか。 |