1986年,ニコン初のボディ駆動AFシステム一眼レフF−501が発売された。 同時に発売されたレンズは
AF Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5, AF Zoom-NIKKOR 70-210mm F4, AF NIKKOR 50mm F1.8
の3本。さらに,この AF Teleconverter TC-16AS が発売された。
Ai 方式のニッコールレンズに TC-16AS
を装着すると,主レンズの焦点距離を 1.6
倍に伸ばし,さらにAF撮影ができるようになる。
主レンズの開放F値がF3.5(F−501の場合はF2.8)より明るいレンズの場合のみ使用可能であるが,TC-16ASの存在によってAF撮影が可能なレンズが一気に数10本登場したことになるのだ。 |