■ 秘宝堂 [Nikon New FM2/T] Page 1/3

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New FM2/T 性能
(カタログより抜粋)
形式 機械制御式35o一眼レフフォーカルプレーンシャッターカメラ
露出制御 マニュアル
レンズマウント ニコンFマウント
ファインダー視野率 約93%(対実画面)
ファインダー倍率 0.86倍(50o標準レンズ使用で∞のとき)
ファインダー内表示 シャッタースピード、直視式絞り値、露出表示用LED3個(5段階表示)
測光方式 TTL中央部重点測光(中央部重点度約60%)、絞込み測光も可能
シャッタースピード B〜1/4000秒
シンクロ接点 X接点のみ、1/250秒以下の低速シャッタースピードでスピードライトに同調
フィルム巻き上げ 一作動レバー式、MD−12による自動巻き上げ可能
大きさ 約142.5o×90×60o(ボディのみ)
重量 約515g

 

New FM/Tとの出会い

 ある日、中古カメラの病に侵された私は、いつものように近所のカメラ店を徘徊しておりました。

 カバンの中には下取りに出すシグマ400oF5.6ミノルタAFマウントの古いレンズ(前玉前面のみコーティング)と、キャノンT−80に専用FDオートフォーカス35o〜70oF3.5〜F4.5付き(美品)を忍ばせ、あちらのショーウインドーをウロウロ、こちらのショーウインドーをチョロチョロしておりました。

その日のお目当ては?

 特にこの機種が欲しいと言うことは無く、何が欲しいか発見の巡礼をしておりました。
それでもなんとはなしにミノルタMCかMDの珍しいレンズはないかな? くらいの目的はありましたが…。(笑)

 A店で新品同様のF−801sを発見!早速店員に見せてもらうと、程度は極上。心地よい巻き上げ音、すばやいオートフォーカス、軽いシャッター音など申し分無く、欲しい欲しい症候群がすかさず頭を持ち上げましたが、プラスチィック製のボディ、特に裏ぶたのプラスチックがキャシャな(そんな気がしたのです、F−801sユーザーの方ごめんなさい)感じがして、プラボディならばミノルタのαで十分と買いたい症状が沈静化。何も買わずに無事A店を出てきました。

 その後何件か回りましたが、これと言った出物もなくA店に戻ってF−801sをもう一度見てみようかと思いながら入ったX店のショーウインドーの片隅で、私の目はチタンカラーに引き付けられました。

 New FM/T様が微笑んでおられます。

 販売価格はF−801sより少々upしますが、ニコンマニュアルはあまり値段が下がらないし、程度もそんなに悪くないし。

 早速店員にケースより出してもらい動作確認、モルト確認、当り確認など約7分ほどおこなった後「あのー下取りあるんですけど…」と、おもむろにカバンの中から先のガラクタを取り出す。店員が下取り品を確認している間、今一度New FM/T様の作動確認。

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