専用スピードライトとモータードライブを装着した姿は、堂々としたものです。
[SB−Eをもちいたフラッシュ撮影 ]
EMにSB−Eを付けて使用すると、EMに内蔵されたレディーライトと接続して、充電完了の確認、連動範囲以外の絞り値の警告が指示されます。
SB−Eを使用する場合、設定フィルム感度、絞り値がSB−Eに通知されISO100のフィルムを使用する場合ではF2.8〜F5.6で適正露出が得られるよう自動的に発光量を調節します。
MD−Eをもちいた連続撮影
MD−E(単四乾電池6本使用)を装着することで、1秒間に2枚の連続撮影が可能でしたが、残念ながらシングル巻き上げが出来ません。
[ EMで使用での注意 ]
- オートニコール55mF1.2はAi改造しても装着出来ない。(製品No.184711〜999999)
- オートニコール28mmF3.5はAi改造しても装着出来ない。(製品No.301011〜999999)
- オートニコール85mmF1.8および105mmF2.5をAi改造した場合は、最小絞り以外の絞り値にセットしてカメラボディに取り付けて下さい。また、これらのレンズでは最小絞りは使えません。
- レフックスニコール1000mmF11の製造No.が143000以降のものはEMで使用出来るがそれ以前は改造修理により使用可能となる。
- レフックスニコール2000mmF11の製造No.が200310以降のものはEMで使用出来るがそれ以前は改造修理により使用可能となる。
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項番4.と項番5.に付いては、使用説明書に明記されていたもので、現在行っているかは確認してません悪しからず。 |
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EMを使って気が付いた良いところ ]
- 小さい(MD−E無しだと私には小さすぎ)。
- 操作がシンプル。(当然か)
- フイルム装填時は、フイルムカウンターが「1」となるまで露出制御系が働かない。(最初は露出計が壊れたかと思った)
- MD−E、SB−Eの電池が単四サイズで統一されている。
[ EMを使って気が付いた残念なところ ]
- ミラーショックが大きい。
- MD−Eでのシングル巻き上げがない。
- 本体電源がMD−Eから取れない。
- EMは電子部品が壊れたら最後であること聞いている。
現在は、小型・軽量カメラとしてAPSのプロネアS等が販売されいますが、元祖はこのEMです。現在の技術でNewEM2を作って欲しいのは私だけでしょうか。
その際は、ミラーショックの軽減、マルチパターン測光を入れて欲しいな。モータードライブ後付けでシングル巻き上げが出来れば最高。
(Yoshikazu.K) |