< Nikon F-501の評価 >
1986年発売、希望小売価格¥89,000(ボディのみ)。 ニコン初の(ボディ内モーター駆動の)オートフォーカス一眼。 開発コンセプトは「使いやすい魅力的な一眼レフ」。プログラムAE、AF、フィルムの自動巻き上げとイージーローディング、TTLプログラムフラッシュ機構(内蔵ではない)、フィルム感度自動セット機構(DXシステム)と、当時としては至れり尽くせり?。 古いカメラだということを考えずに、気に入った点、気に入らない点をあげてみると・・・。
1986年発売、希望小売価格¥89,000(ボディのみ)。
ニコン初の(ボディ内モーター駆動の)オートフォーカス一眼。
開発コンセプトは「使いやすい魅力的な一眼レフ」。プログラムAE、AF、フィルムの自動巻き上げとイージーローディング、TTLプログラムフラッシュ機構(内蔵ではない)、フィルム感度自動セット機構(DXシステム)と、当時としては至れり尽くせり?。
古いカメラだということを考えずに、気に入った点、気に入らない点をあげてみると・・・。
[ 気に入った点 ]
コマンドダイヤルもなければ液晶表示もない。
シャッタースピードダイヤルとレンズの絞りリングを動かすだけ。F3やF4と同時に使っても混乱しない。
グリップ部に電池が入っていないため、小さめのグリップが握りやすい。グリップの赤い横ラインも「F3とは違うよ」と主張しているようで好ましい。 大きさはほぼF3くらい。底部の電池ケース分厚いかな。
グリップ部に電池が入っていないため、小さめのグリップが握りやすい。グリップの赤い横ラインも「F3とは違うよ」と主張しているようで好ましい。
大きさはほぼF3くらい。底部の電池ケース分厚いかな。
電池の寿命や大きさ、重さはともかく、リチウムに比べて安いしどこでも手に入る。
[ 気に入らない点 ]
後に発売されたF−401などに比べると、測光が中央重点であるとか、ストロボが内蔵されていないとか、フィルム巻き戻しが手動であるとか、誰もが使いやすいカメラだとは思えない。 しかし伝統のFマウントを変えることなくAFを実現したこのカメラが、その後のF4、F5につながっていったことを考えると「ニコン信者の会」にとって重要な意味を持つカメラであることは間違いない(かな?)。 ( jin)
後に発売されたF−401などに比べると、測光が中央重点であるとか、ストロボが内蔵されていないとか、フィルム巻き戻しが手動であるとか、誰もが使いやすいカメラだとは思えない。
しかし伝統のFマウントを変えることなくAFを実現したこのカメラが、その後のF4、F5につながっていったことを考えると「ニコン信者の会」にとって重要な意味を持つカメラであることは間違いない(かな?)。
( jin)