(C)MITSAN
AFDC135F2D使用
やはりDタイプレンズは便利
当然、F5ではDタイプレンズに対応するようになりました。これによるメリットといえば、距離情報を加味した測光もあるけど、マイクロレンズなんかの露出倍数の補正を自動でやってくれることの方が大きいですね。
F4等で外部露出計を使用してマクロ撮影をする場合、ほんとに苦労するけど(僕だけか(笑))、F5では自分の意図するF値をそのまま指定するだけですから、断然ラクです。
また、F5で素早く正確なAFを望むであれば、AF−S/AF−Iレンズか、1995年以降発売のハイスピート化されたDタイプレンズでないとイカンようです。
上記以外のレンズだと、スピードがイマイチだったり(Dタイプでも古い機種は遅いです)、非Dタイプだと精度もちょっと・・・って場合があります。
ちなみにハイスピード化されたDタイプレンズは、F5以外の機種(F4等)にも使ってみると良いです。F5程ではないにしろ、かなり素早いAFスピートが得られます。
内蔵露出計も評判通りの優秀さ
露出については人それぞれの好みもあるので、何をもって優秀とするのか評価が難しいが、どんな状況でも見た目通りに写るといって良いでしょう。
色情報を加味し、測光素子が多いので、画面中の光源に対して惑わされにくくなっているのが大きな特徴です。
まとめ
F5の良いところは、まだまだたくさんあるけど、キリがないので取り敢えずここまでにしておきます。とにかくF5は良いカメラです。
良いカメラを使っても、腕が上がるわけではないし、良い写真が撮れるわけではないのかも知れません。しかし、F5の数々の優秀な機能/性能は、良い写真を撮れる可能性を確実に広げてくれるのです。
F5はそんなカメラなのです。
(By MITSAN) |