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F5君報告その2

1998/4/6

う〜ん、ヤクルト3連敗は痛いぞ〜。まぁなぁ、最近は2年に一度の優勝と決めてるみたいだから今年はあんまり期待してなかったけど(爆)開幕早々の古田捕手のケガといい、今年は苦しい年になりそうだなぁ。吉井もブロスもいないしなぁ・・・・・。

こんな話はどうでもよかったんだ。そうそうF5君のお話だったね(^^;,。この前は確かマニュアルレンズの24mm f2.8を装着したところで話を終わりにしてしまったんだったよね。

っで、このワイドレンズを装着してワクワクしながらファインダーを覗いて早速ピントあわせをしてみた。これがピントが合わせやすいのなんのってビックリだよ〜ん。ワイドの場合にはカナリ慎重に合わせようと思ってもピントがわからない場合が多いのだがF5君は素晴らしくわかりやすい!

実はこのファインダーの見やすさは先日このコーナーに寄稿して頂いたF5ユーザー Sano さんからも噂は聞いていたのだ。F5購入の前々日にも他のF5ユーザーに問い合わせたところ、こちらの御仁も同意見の持ち主であったのでカナリ期待していたのだ。う〜んサスガニコン様!素晴らしいファインダーだ。

F4と比べた場合には少々暗い印象はあるが、ピントのヤマはこちらの方が明らかにわかりやすい。実はF4のファインダーは明るいのだが、他のどの機種と比べてもヤマが分りづらいという印象をズ〜ッと持ち続けていたのだ。お恥かしい話ではあるが、F4にしてからというもの、前ピンに転ぶ傾向を克服することが出来なかったのだ(^^;,。

う〜ん、それに比べるとF5のファインダーは素晴らしい(^o^)。私は眼鏡をかけていないのでよくはわからないが、このファインダーだったら眼鏡をかけている人にもお勧めできるのではないかと思っている。サングラスでテストした限りではケラレ無しでファインダー内すべてを見ることが出来ているような気がする。まぁ、普段は眼鏡をかけてない人間がやってみたことだからあてにはならないけどね。

さてさて、今度はやっぱり以前に Sano さんから報告を受けたAFマクロ105mmF2.8を装着し、最小絞りにしてボディー側で絞りをゴチャゴチャと動かしてみると露出倍数に対応した絞りの変化を見せているようだ。う〜ん、ニコンユーザの親切な助言は間違いがない!この辺の意味がわかららない人は【 「機材の選び方」のレンズの話に関する補足】を見て欲しい。

今度はオートフォーカスを使ってみることにした。主にAF20mm〜35mmF2.8DとAF80mm〜200mmF2.8Dでジーコラ動かしてみたのだが、確かにF4より早くなっているような感じはする。でもぉ〜、ピントが合いづらい起伏のない被写体は、ジ〜ジ〜やたらと探しまくるだけでゼンゼン合ってくれない(^^;,。こんな時にEOSみたいにすぐにマニュアルフォーカスが使えるようになったらニコンのオートフォーカスも使う気になるんだけどなぁ(爆)。

だってさぁ、「何処だったらオートフォーカスでピントがあうかなぁ」なんて探したり試したりしているより手で合わせちまったほうが断然早いんじゃない? レンズのM/A切り替えだってあっと言う間には出来ないしさ。ちょっとこれじゃぁ、いつもオートフォーカスを使う気にはなれまへん。ってことは、高価な原因である機能のうちのひとつを使わないことになるのでF5の数パーセントをドブに捨てたようなもんである(笑)

さて、今度はいっぱい付いている小さなボタン類をいじってみた。まず最初に目に付いたのは「AF−ON」って言うボタンが2つもあることだ。これってシャッターを半押しにしなくてもオートフォーカスが動くようになっているようだが、何の為にあるのかサッパリ理解出来なかったので、これは後回しにしてマニュアルを読んで理解することにした。

あとは例によって問題となるAFとAEロックボタンである。F4の時に全面にあったこのボタンを背面上部に持ってきたのは正解であるが、やっぱり少々押しづらい(^^;,。やや上部にありすぎるので、これを押しているとホールディングのバランスがやや崩れることと、お隣にある「AF−ON」ボタンが邪魔なのである。

まぁ、この手のものは慣れによるところが多いのだが、こんなことに慣れるのはメンドクサイので今回もまたこの機能は使わないことになりそうだ。これでまた高価な理由のひとつの機能をドブにすてたことに・・・(^^;,。

さて、次に目に行くのはマニュアル派の私としては当然シャッターダイヤルである。う〜ん、これはやっぱり動きやすい。あと、シャッタースピードが1/3ステップづつ動くというのにはやっぱり馴染めん。1絞り分上下するには問題はそれほどないし、若干動きやすくても沢山動くわけではないから、微妙な露出の操作には向いていると思う。

しかし、2絞り以上動かす場合にはエラク厄介だ。それに加えて1/3ステップ表示になれていない私は、たとえば1/80とか表示されてもイマイチぴんとこないし、特に低速系は一瞬考えてしまうことになる。もちろん絞りの場合も同様である。

まぁ、今回F5を購入した一番の理由は、この手の細かな数値の表示に慣れることであったのだが、こうして手にしてみるとダイヤル操作を含めてこの部分がF5での撮影で一番のネックとなり、慣れるまでに相当な時間がかかりそうだ。

余談だが、感覚的に訴えない操作ボタンというのは駄作といって良いと思う。パソコンのソフトも「何が出来るか」という部分と「如何に感覚的に操作できるか」といった部分は両方とも重視して考えられているのではないだろうか?たとえばパソコンのサウンド系のソフトは、従来のステレオと同様の絵が出てきて特に迷うことなく操作できる。

それに比べると最近のカメラは、この感覚的に動かせるという意味では感心できない。シャッタースピードダイヤルや絞りダイヤルは特に私の従来の感覚には訴えてこない。まぁ、私のような古臭い考え方の持ち主はこれからのカメラにはついていけないということなのだろう。

そして、この辺にメーカーが気を使わない理由で考えられるのはマニュアル撮影は眼中にないということだろう。露出、フォーカスをオートマティックで使っている場合にはこの手のダイヤルを使わないので無視してもかまわないということなのであろう。だったら露出、フォーカスのオートマティック化を早く完璧にして欲しいものだ!

う〜ん、また大して書いていないうちに長文になってしまったぁ。今日は文句が多くなってしまったが、ついでだからもうひとつ書いて終わりにしよう。

それは、レンズを外した時につけるボディー側に付けるボディーキャップのことだ。付属のボディーキャップはF4の時からすぐに外れてしまうダサいとしか言いようのない奴がついてくるのだ。そうなのだ、結局は別売りのボディーキャップを買わなくてはならないのだ!それも従来のタイプは使えないときている。これって絶対必需品なんだからちゃんとしたものを付属すべきだよ。付属品にしないなんて購入した客に対して失礼だとは思わないのかなぁ。

だって、32万5千円もするんだぜ!ボディーを買うだけで四苦八苦した人のことも少しは考えてくれってんだぁ〜。それとも貧乏人はF5なんて買っちゃいかんってことかなぁ(^^;,。

 

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