熊蔵さんの自己紹介

 F31を賜りました、熊蔵と申します。埼玉区民です、よろしくお願いします。

 あれは私がまだ大学に収監されていたときのことです。当時の私はカメラの使い方も良く知らず、ただ家に転がっていたという理由だけで、観音様の機体を使っておりました。あるときふと初日の出が撮りたくなり、肌を刺すような寒さの中、観音様を抱えてお出かけしました。三脚もきちんと据え、ホット缶コーヒーもスタンバイ。早めについたので、夜景や星の撮影をして時間をつぶしながら時を待つ、というまさに順風満帆の滑り出しでした。

 しかし・・・・・・・・

 あろうことか、御来光が見えた瞬間、私の観音様は凍り付いてしまったのです(本当の意味で)。コレの撮影のためにどれだけのものを犠牲にして・・・・色々な思いがよぎる中、とぼとぼと山を降り始めました。もちろん御来光写真はパー。加えてそのとき乗っていた車がエンジントラブルを起こし、散々な新年を迎えてしまいました。それ以来、カメラや写真から離れていきました。

 そして月日が流れ、カメラや写真からとうに興味がなくなっていたある日のこと、とある男(F17)が私の前に立ち、「コレを使いなさい。この窓を覗き、見えしモノを切り取ることができるならば、そなたに必ず幸せが訪れる・・・・」と大きな黒い物体を手渡したのです。まるで半端な者に触れられることを拒むかのような質感、目が合った者すべてをたじろがせるような大きなレンズ、そして額には「NIKON(斜体)」の文字・・・・そう、これが私とニコンD2H様との出会いでした。そしてそのときのD2H様のお力により、数々のすばらしい写真を撮ることができたのです。

 その夜から、私の夢枕には必ずニコン様がおいでになり、毎晩のようにありがたい説法の数々を披露して下さいました。そして数日後、とうとう私のところにD2H様がいらっしゃったのです。蓋を開ける瞬間、手が震えていたことは今でも記憶に新しいです。D2H様はいつも私に「仲間を増やすことの大切さ」を説いておられました。仲間を増やし、みんなで助け合い励ましあうことのすばらしさを、力強く訴えていらっしゃいました。その甲斐もありまして、私の家にはF3様、F3HP様、FE様、FM3A様・・・・(以下省略)が次々とおいでになり、現在は家の一番目立つところに鎮座ましましております。



・・・・・・・・とまぁ冗談も交えながらの自己紹介ですが(笑)、自分自身はカメラ好き・メカ好きの部類に入ると思います。いろいろな写真を見て、模倣して、ゆくゆくはオリジナリティ溢れる写真が取れるようになりたいですね。よろしくお願いします。

 

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