私とニコン様との出会いは高校生の時の事でした。

先ず最初にニコン様に出会う前のア○ヒフレックス様との出会いから書かさせて頂きます。私は小学生の時からどうしてもカメラが欲しいと祈り続けていました。

当時はペ△タックス様のカメラが好きだったのでペ△タックス様に毎晩寝る前にお祈りしていました。勿論ペ△タックス様のご真影（カタログ）はいつも枕元に置いてあり、ご真影の下に書いて有るお言葉を拝読するのが毎日の日課でした。

するとどうでしょうペ△タックスの前身のア○ヒフレックス様を友人から格安で譲り受ける事が出来たのです。中学生の時の事でした。（誤解の無いようお断りしておきますが、私は1960年代の生まれです）

当時はミ●ルタＸＧＥやオリ□パスＯＭ１が流行っていた時代で、クラスメイトからは「変なカメラ」と馬鹿にされたのですが、一向に気にしませんでした。そんな事よりも目の前の物が自分の思い通りに記録出来る事が楽しくて堪らなかったのです。

高校生になって暫くした或る日別の友人が、「そんなに写真好きだったらもっと新しいカメラを使ったら？」と言いながらニコンＦＥ様をこれまた格安で譲ってくれたのです。きっと天にまします我らのニコン様は写真に夢中になっている、異教の徒である私の事を見て導いて下さったのでしょう。嗚呼、有難や有難や・・・

この時のニコンＦＥ様は学生時代は毎日持ち歩き、米軍基地跡を夢中になって撮っていました。当時はアルバイトで稼いだお金をの殆どをフィルム代と印画紙代に費やしました。残念ながら当時のフィルムは一部しか残って無いので、何カット、ニコンＦＥ様のお力をお借りしたのか詳しい事は解りませんが、兎に角沢山撮りました。

このニコンＦＥ様は失業中にお金に困って知人に売り払ってしまいました。その後知人から聞いた話では、天寿を全うされ昨年昇天されたとの事です（合掌）