余はガリレオと申す。
イタリア国で天文学者をしていたのじゃが、17世紀半ば、体は朽ちてしまい、魂だけが浮遊しておったのじゃ。
さて、20世紀も後半1966年、極東の小国、日本国は千葉県に、余とそっくりの名をつけられた赤子がおってな、余はその男子に乗り移ることに決めたのじゃ。
幼年期をまだ自然の残る里山で過ごし、田んぼでは蛙と一緒に泳ぎ、竹やぶでは、バッタを追いかけまわすといった良い時代であった。その時代を懐古するあまり今、被写体が偏っておるのじゃが。
月日が流れ・・・
いくつかの写真や、バードウォッチングのクラブを経て、ミラーの500mmレンズをつけて「ぶいぶい」言わしておったのじゃが、大学入学後、機材に限界を感じ下火に・・・
大学では遊びほうけて、一般教養や語学が4年生までかかり・・・う〜ん乗り移るボディを間違えたかの?
しかし、あるとき大学での「喧嘩友達」の実家に遊びに行き、その自然豊かな里山風景に感化され、卒業就職後即、かねてから目をつけていた、AiED400mmF3.5Sなる御神眼に御降臨いただいた。
・・・うむうむ。
御神姫は悩んだ末、F4様(MDをつけたF3様より安かった)に御降臨いただくが、長年の憧れであるF3様の魅力には勝てず、続けてF3様も御降臨に(^^;。
・・・うむ、なかなか良い行いではないか。
ニコン様だけではなく、家内(前述の喧嘩友達ね!)まで迎えなくてはならず、激貧状態となり、御神眼1本、御神姫2台状態が、6年間続く。
・・・これはいかん!
その後は事あるごとに理由をつけ、お布施を行い現在に至っておるのじゃ。
・・・ふむ、よろしい。
このボディ、頭は弱いが、ニコン様に目をつけるなど「行い」は良いようじゃ。最近はNSKに入会できたと言うではないか。余の目に狂いは無かったの!
このボディには、めんこい娘がおってな、これがまたなかなかの美女であるのだ。この娘は間違いなく、余に似ておるのじゃ、間違ってもこのむさくるしいボディには似ても似つ・・うっ・・あうっ
・・・・・・・黄/黒/黄/白/黒/黄/白/黒/黄/黒/黄・・・・・・・・
う〜ん うるさいな!! さて、撮りに行くかな!
「初夏の香り 〜キビタキ〜」
(C)F13ガリレオ
Nikon F4s
Nikkor ED600oF4
1/125秒 f4
Fuji RMS ISO100で使用
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